【新日本プロレス】「名誉挽回しなきゃいけないんだ!」ロビー・イーグルスに直撃!

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【新日本プロレスリング株式会社/ロビー・イーグルス選手】

いよいよ開幕を目前に控える『BEST OF THE SUPER Jr.27』! 今年は、日本人中心の1ブロック総当たり戦! そんな中、たった一人だけ海外から参戦が決定したのが、“スナイパー・オブ・ザ・スカイ”ロビー・イーグルス。

新日本マットは2月以来の参戦となるロビーに各公式戦に関して直撃インタビュー! まずは前編!

DOUKIはマジで危険な男だよ。多くの人がアイツのことを見くびっていると思う。

【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、ロビー選手。今回は待望の開催となった『BEST OF THE SUPER Jr.』についてお願いします。11月15日に愛知県で開幕しますが、『SUPER Jr.』と『WORLD TAG LEAGUE』が同時開催される日が3回ありますね。

ロビー そうだね。開幕戦、リーグ戦の最終日、そして12月11日日本武道館での優勝決定戦だ。

――いきなりですけど、リーグ戦の最終日はどのようにしてメインイベントが決定されると思いますか?

ロビー いい質問だね。ファン投票になるかもしれないし、ニュージャパンが決定を下すのかもしれない。開幕戦のメインイベントとリーグ戦の最終日のメインイベントをニュージャパンが決めて、決勝戦のメインイベントをファンのみんなが決めるなんてどうかな。それがフェアな気もするけど、そこはニュージャパンの判断を待ちたいね。

――さて、ひさびさの日本マット。開幕の11.15愛知大会では、DOUKI選手と闘いますね。

ロビー ああ! もうすぐだね!(笑)。
 
――昨年の『SUPER Jr.』公式戦(5.24後楽園)で、DOUKI選手はロビー選手にパイプ椅子への場外DDTを放ち、ロビー選手は流血してしまいました。

ロビー そうだった。絶対に復讐してやるよ!
 
――その一方で、DOUKI選手は、10月24日のNEVER無差別級6人タッグ選手権試合でYOSHI-HASHI選手を相手に立ち向かって多くのファンを感動させるなど、確実に成長を重ねています。
 
ロビー ただ、俺は去年の『SUPER Jr.』の時点で、「DOUKIは危険なヤツだ」ってことを知っていたからね。その後の彼の試合でファンのみんなはそのことを忘れちゃったんじゃないか? 

――引き続き「危ない男だ」という認識ですか。

ロビー だって、俺の頭を真っ二つにするなんて、相当タフな人間じゃないとできないよ。アイツはマジで危険な男だ。多くの人がアイツのことを見くびっていると思う。DOUKIはビッグマッチを闘い抜く才能を持っている、油断ならない男だ。

――昨年の『SUPER Jr.』では、もともと出場者であったエル・デスペラード選手が負傷したため、急遽DOUKI選手が出場することになり、1勝8敗という記録でリーグ戦を終えました。
 
ロビー 今年のリーグ戦は、出場者全員に平等に優勝の可能性が与えられている。DOUKIも今年のリーグ戦で1勝以上ゲットすることができると思うよ。ただし、この俺を倒すことはできないけどね。フフフ!

俺がワトの才能を引き出せると思う。彼はユニークな技を持っているし、一緒にクールな試合ができる気がするよ。

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――11月18日の後楽園ホール大会で、ロビー選手はマスター・ワト選手を相手に闘います。ワト選手は7.11大阪城でDOUKI選手を倒して凱旋試合を飾りましたが、8.29神宮大会では金丸義信選手に敗戦してしまいました。

ロビー 彼は、まだニュージャパンでデビューしてから間もないだろう。ワトは、まだ自分が何者であるか理解しようとしている途中なんだ。彼を見ていると、2018年『SUPER Jr. Tag League』で新日本デビューをした頃の自分を思い出すよ。どんな時でも試合前は緊張する。でも、彼は注目されているし、大きく宣伝もされていたしね。

――ワト選手のデビューをアナウンスする動画が何度もリピートされましたね。

ロビー たくさんのプロレスファンが彼に注目していたし、彼が何をしてくれるのかを見たいのさ。でも正直、俺たちはまだ彼ができることすべてを見ていないと思う。良いことだけどね。だけど、俺が彼の才能を引き出せると思う。彼はユニークな技を持っているし、一緒にクールな試合ができる気がするよ。

――ワト選手は現在、天山広吉選手に指導されていますよね。ロビー選手は、ワト選手みたいにサポートしてくれる指導者のような存在はいますか?

ロビー BULLET CLUBにいた頃は、そんなことあまりなかったな。みんな自分たちのためだけに行動していたしね。でも、CHAOSに入ってからは、トモヒロ・イシイ(石井智宏)がNEVER無差別級6人タッグ選手権試合まで俺をリードしてくれた。

――あの石井選手がサポートをしてくれましたか。

ロビー そうだよ。ツアー中は、いつも試合後に俺の腕を挙げたり俺の腰にベルトがあるかのようなしぐさをしてくれたり。イシイにされると、自分が小さな子どもになったような気分になったけどね(笑)。
 
――ワト選手と天山選手のコンビは、常にサポートしてくれるお父さんを恥ずかしがっている10代の息子のようにも見えます。
 
ロビー 俺とイシイの関係も似たようなものさ。イシイは、よく試合後にディナーに連れて行ってくれたよ。ある日は彼と俺だけでディナーに行くこともあれば、別の日はオカダ(・カズチカ)も一緒の時もあった。なんだか、イシイが俺の中に何かを見つけてくれたように思えたよ。彼はアドバイスもたくさんくれた。テンザンとワトも同じような関係性だと思う。

『SUPER Jr.』の出場者が発表された時、SHOにメッセージを送ったんだ。「おまえとの試合は、『TEKKEN』の闘いみたいになるだろうな」って

【新日本プロレスリング株式会社】

――11月20日後楽園ホール大会では、同門のSHO選手と闘いますね。

ロビー この試合は本当に楽しみにしているんだ! 新型コロナウイルス流行中、SHOと俺は『TEKKEN(鉄拳)』をよく一緒にプレイしたからな。

――オンラインですでにSHO選手とは闘っていましたか(笑)。

ロビー ああ、『SUPER Jr.』の出場者が発表された時、SHOにメッセージを送ったんだ。「おまえとの試合は、『TEKKEN』の闘いみたいになるだろうな」ってね。

――あのビデオゲームの現実バージョンですね。

ロビー フフフ。SHOとの試合中は、自分たちの頭の上に“体力ゲージ”があるのを想像しちゃうと思う。でも、俺たちは今まで1対1で闘ったことがなくて、2、3人のタッグマッチでした対戦したことがないんだ。だから、SHOとの試合は最高にワクワクするよ。SHOの闘いを観るのは好きだし、彼は本当にグッドガイなんだ。
 
――SHO選手は現在タッグパートナーのYOH選手がケガで欠場しており、ロビー選手と似たような状況に置かれています。今回のリーグ戦は、SHO選手にとっても重要なシリーズと言えますね。

ロビー 彼はすごく意思が強い男だと思う。シングルレスラーとして自分自身の名を挙げるために大きな結果を出そうとしているんじゃないかな? もし12月11日の大会でSHOの対戦相手が俺じゃなければ、SHOにはぜひとも勝ってほしいぐらいだね。

――SHO選手と闘う日、高橋ヒロム選手vs.BUSHI選手のL・I・J同士での対決、田口隆祐選手vs.マスター・ワト選手の本隊同士の対決、そして金丸義信選手vs.エル・デスペラード選手の鈴木軍同士での対決があります。ロビー選手vs.SHO選手の試合は、これらの試合とどう異なりますか?

ロビー 俺とSHOの試合では、“公正で偽りのない闘い”が観られると思うよ? 確実に、カネマルとデスペラードの試合よりはね(苦笑)。BUSHIとヒロムの試合に関しては、彼らはミストを使ったり目を狙うからな。スズキグン同士での試合は、どちらが上手に不正行為が出来るか競い合いになるんじゃないか? だから、俺とSHOは他の試合よりもスポーツマンシップに溢れた試合になるよ。

BUSHIが吹きかけたミストは俺のコスチュームにまでかかったんだ。しかも、どんだけ洗っても取れないんだよ!

【新日本プロレスリング株式会社】

――続いて11月23日群馬大会で、ロビー選手はBUSHI選手と対決しますね。
 
ロビー ああ、アイツには借りを返さなきゃいけない。前回ニュージャパンのリングで闘った時に、顔中がアイツのミストだらけにされたからね。

――2.6後楽園ホール大会のNEVER無差別級6人タッグ選手権試合で、ロビー選手、後藤洋央紀選手、石井選手がLIJに挑戦した時のことですね。

ロビー そうだ。アイツが吹きかけたミストは俺のコスチュームにまでかかったんだ。しかも、どんだけ洗っても取れないんだよ! アイツは、俺の新しいコスチューム代を支払うべきだ!

――ハハハハ。

ロビー 『SUPER Jr.』で来日できなかったらあの試合が俺にとって今年最後のニュージャパンでの試合だったかもしれない。あの試合では負けたし、俺がピンフォールを奪われて自分がバカみたいに苦しかったから、あんな風に1年を終わらせたくなかった。あんなバカなことはもう2度としたくない。今年の北海道大会(2.2北海きたえーる)では、BUSHIをロン・ミラー・スペシャルでアイツをギブアップさせてる。もう一度、あれをやりたいね。

アイツは絶対に認めないと思うけど、(8.29神宮では)俺の戦術をマネしたに違いない。

【新日本プロレスリング株式会社】

――11月25日の新潟大会では、ロビー選手がよく知っている人物、石森太二選手とメインイベントを闘いますね。
 
ロビー ああ。現IWGPジュニアヘビー級チャンピオンで、俺の元タッグパートナーだ。BULLET CLUBのメンバーとして活動し始めた時は、アイツが俺の本当の味方に一番近い存在だった。

――そうなんですか。

ロビー BULLET CLUBに入る前に、アイツとは会ったことがあるんだ。アイツは……たぶん俺のこと好きじゃなかったと思うけど、タッグチームとして成功したいって思いを持っていた。
 
――石森選手は、彼自身が得をするからロビー選手とタッグを組んでいたということですか。
 
ロビー その通りだよ。だから最初は俺の味方をしてくれたけど、エル・ファンタズモがBULLET CLUBにメンバー入りしたら、俺とのことなんかすぐに全部忘れやがった。俺は、アイツが王座をゲットした方法がなぜだか気に食わないんだ。アイツは、チャンピオンに相応しくないよ。
 
――石森選手は神宮大会の選手権試合で凄い試合をしましたが、彼が選手権試合に向けて一番全力を尽くしたのは高橋ヒロム選手の肩を負傷させることでしたね。
 
ロビー イエス。イシモリは、BULLET CLUBの中で一番クラシカルなファイトスタイルで闘うレスラーだ。自分の能力を使って自分自身の強さを証明しようとしているし、アイツは素晴らしいレスラーだよ。8.27後楽園ホール大会で、ヒロムに飛びかかる必要なんてなかったんだ。
 
――ロビー選手は、石森選手に自分らしく闘って欲しいと思っているんですね?
 
ロビー アイツは「ボーンソルジャー」としてじゃなくて、俺が幼い頃から観ていた“タイジ・イシモリ”としてクリーンに闘うべきだ。BULLET CLUBの影響を受けるんじゃなくてね。そして、俺からもだ……。

――石森選手は、ロビー選手からも影響を受けているんですか?
 
ロビー アイツがヒロムとの試合でどうやって勝ったかよく見てみてくれ。あの“Bone Lock”っていう関節技で勝ったよな? アイツは、その技を決めるために450°スプラッシュをヒロムの腕にかけただろ? あの技を見たことなかったか?
 
――ロビー選手は、ロン・ミラー・スペシャルを決めるために450°スプラッシュをよく使いますよね。
 
ロビー そうだ! アイツは絶対に認めないと思うけど、8.29神宮の試合では、俺の戦術をマネしたに違いない。だから、アイツとの試合には十分気を付けるつもりだ。俺が何をしようとしているか、アイツにヒントを与えないようにしなきゃ。

俺とヒロムは1勝1敗。決定的な3カウントや関節技を決めて、ヒロムよりも俺の方が強いと証明する必要がある。

【新日本プロレスリング株式会社】

――11月29日の後楽園ホール大会でのロビー選手の対戦相手は、高橋ヒロム選手です。
 
ロビー そうだね。俺とヒロムは今のところ、おたがいに1勝1敗という戦績なんだ。

――去年の12月に行われた高橋ヒロム選手の復帰戦、タッグながらロビー選手はヒロム選手から3カウントを奪い、その後『New Beginning』のツアー中に今度はヒロム選手がロビー選手に勝っています。
 
ロビー だから、俺たちはどちらが上かまだ証明できていないと思う。決定的な3カウントや関節技を決めて、「ヒロムよりも俺の方が強い」ということを証明する必要があるんだ。この試合は俺にとってとても重要な試合だよ。

タグチとは素晴らしい頭脳戦になると思うよ。時々、俺たちはプロレスの試合を“人間チェス”って呼ぶんだ。タグチとの試合は、まさに人間チェスになる。

【新日本プロレスリング株式会社】

――12.2大阪大会では、田口隆祐選手と対決します。
 
ロビー ああ、ここでタグチか。

――昨年の『SUPER Jr.』での田口選手は絶好調でした。
 
ロビー メインイベントで勝ちまくっていたよね。タグチの狙いはわかる気がするから、彼との試合はリラックスして臨めると思う。シングルの試合でもタッグの試合でも、彼に倒されたことはあまりないしね。
 
――逆に、ロビー選手が田口選手を昨年の5.22後楽園ホールの公式戦で倒してますね。
 
ロビー あの試合で、俺に対する人々の見る目が変わったと思う。あの試合のおかげで、俺はあのリーグ戦で注目されるレスラーとなった。“あのタグチ”を倒したわけだからな。
 
――それでは、今回の田口選手との試合は楽しみですか?

ロビー 素晴らしい頭脳戦になると思うよ。時々、俺たちはプロレスの試合を人間チェスって呼ぶんだ。タグチとの試合は、まさに人間チェスになる。ただし、タグチのポーン(チェスにおける“歩兵”の役割をするコマ)はすべてオシリだ。彼のオシリ攻撃は出来る限り避けていきたいね。

彼の卑劣な戦術はさておき、デスペラードとの試合は今回のリーグ戦で一番タフな試合になると思う。

【新日本プロレスリング株式会社】

――12.5仙台大会では、エル・デスペラード選手と対決します。デスペラード選手は今年、階級を超えて大活躍しています。昨年は出場できませんでしたが、今年は2年ぶりに『SUPER Jr.』に復帰します。

ロビー 去年、DOUKIが代わりの出場者になる前、デスペラードと闘うのを楽しみにしていたんだ。デスペラードとの試合では、俺のアゴがどれだけ頑丈かテストすることになるかもな。
 
――デスペラード選手は右手でパンチするのが好きみたいです。

ロビー 俺は彼らの試合(11.1後楽園、デスペラード&金丸vsヒロム&BUSHIのIWGPジュニアタッグ戦)をチェックしてたから、何が起きたか知っているよ。あの試合で、デスペラードとBUSHIに起きたことを観て、デスペラードと闘う時はトップロープに上がっちゃいけないことがわかった。

――あの試合で、BUSHI選手がMXを繰り出す途中でデスペラード選手がレッドシューズ海野レフェリーを引っ張って攻撃を回避、もう一度MXをしようとしてロープから飛んだBUSHI選手に空中でローブローを喰らわせました。
 
ロビー そうだ。BUSHIは、あの時の強烈な痛みをまだ感じているだろうな。そういう卑劣な戦術はさておき、デスペラードとの試合は今回のリーグ戦で一番タフな試合になると思う。

ウエムラが抱えているくやしさや感情をすべて叩きつけてほしい。ヤングライオンが熱くなると、ボクもドンドン熱くなるんだ。

【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、ロビー選手。本来、最終公式戦の12.6福岡大会では、金丸選手との対戦予定でしたが、金丸選手が負傷で欠場となり、代わりに上村選手が参戦することになりました

ロビー ウエムラにとっては、今回のシリーズにすべてがかかってるね。彼は、『SUPER Jr.』出場をアピールしていたけど、最初はエントリー出来なかった。でも、今回の件で出場が決まった。たぶんボクが日本に来れなかったら、普通にエントリーされていたんじゃないかな? 試合では、ウエムラが抱えているくやしさや感情をすべて叩きつけてほしい。ヤングライオンが熱くなると、ボクもドンドン熱くなるんだ。闘うのは楽しみだよ。

――去年、緊急出場した成田蓮選手と似たパターンですが、いま上村選手はどんな心境だと思いますか?

ロビー まずは、このチャンスを絶対に逃がさないよう、一生懸命に打ち込まないといけないよね。それに今回のリーグ戦では、何勝何敗という結果よりも、公式戦全試合で印象を残さなきゃいけない。来年、彼がまだヤングライオンなのかはわからないけど、来年も出場出来るように大きなインパクトを残してほしい。おそらくウエムラはかなり意気込んでくるだろうし、スタミナ、スピード、テクニック、すべての面で他の選手に負けたくない気持ちが先行すると思うけど、あまり焦り過ぎるとケガしまう。そこは気を付けてほしいね。

新日本マットでは、まだ何もゲットしていないし、何も結果を残してしていない。だから、名誉挽回しなきゃいけないんだ。

――今年の『SUPER Jr.』は1つのブロック内で最高得点を獲得した2人のレスラーが優勝決定戦を闘います。誰が優勝決定戦に進むことになっても、一回はリーグ戦で対戦したことのある相手と闘うことになりますね。

ロビー その通りだね。

――優勝決定戦において、何か戦術はありますか? 優勝決定戦で使用するために、それまでの試合では特定の技を使わないようにしようとしたりとか。

ロビー フフフ。それは俺が得意なことだ。俺からすれば、リーグ戦で一回負けたレスラーが優勝決定戦で対戦相手になってくれる方がうれしいかな。その方が、最初の闘いで自分がどんなミスをしたか知ることが出来るし、それを修正することもできる。逆に、もし対戦相手が公式戦で倒したレスラーだったら、ソイツが自分の弱みや間違いを直して俺よりも2歩先に進んでいると思わなくちゃいけなくなるからね。ともかく、今年の『SUPER Jr.』決勝戦は今までに見たことのないような試合になると思う。

――今回、ツアーに完全復帰しますが、コンディション的な準備はできていますか?

ロビー 実際に試合をして町から町へと移動してみないことには確かなことは言えないよ。気持ちは準備万端だけど、身体的にどうかは最初のDOUKIとの試合でわかるだろうね。オーストラリアで何回かプロレスの試合もしたけど、シングルは闘っていないんだ。だから、今回のリーグ戦はテストのようなものさ。でも、気持ちはもう準備が出来ている。

――今回の『SUPER Jr.』、そして今後の目標は何ですか?

ロビー 優勝! そして、チャンピオンベルトをゲットすることだ。去年、俺はIWGPジュニアヘビー級王座とIWGPジュニアヘビー級タッグ王座に挑戦した。NEVER無差別級6人タッグ王座にも挑戦したし、昨年は『SUPER Jr.』にも『SUPER J-CUP』にも出場した。でも、なにもゲットしていないし、なにも結果を残してしていない。だから、名誉挽回しなきゃいけないんだ。

――なるほど。

ロビー 今後、俺が出場するすべてのリーグ戦に優勝して、挑戦する王座はすべてゲットするとは言わない。やることが多すぎるからね。でも、約束するよ。2021年は、このリングで優勝トロフィーかベルトを必ずゲットする! もしかしたら、トロフィーを手にするのは“今年”になっちゃうかもしれないけどね!(ニッコリ)。

※後編は、ウィル・オスプレイへの想いなどを激白!
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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