埼玉西武が埼玉県内105か所の子ども食堂に約30,000食分の食材を提供

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【(C)Seibu Lions】

 11月7日(土)、埼玉西武ライオンズは埼玉県所沢市の子ども食堂「桂ん家(かつらんち)」にて、和牛焼き肉丼などを作り子どもたちにふるまう予定だ。当日は、1盗塁につき1万円を寄付する形で子ども食堂などの子どもの居場所づくりの支援活動を行っている外崎修汰選手からのメッセージ動画を放映するほか、球団公式マスコットのレオとライナもボランティアに駆け付け、子どもたちにお弁当を配布する。

 これにあたって、外崎選手は以下のコメントを発表した。

「僕は昨シーズンから自分の盗塁数に応じて子ども食堂などへの寄付を行っていますが、盗塁を成功させるために、ごはんをたくさん食べてパワーにしています。今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、なかなか皆さんが集まって食事を摂る機会が減ってしまっていると聞いています。これから寒い季節がやってきますが、ライオンズが提供した食材で作ったお弁当は間違いなく美味しいです!心も体も温かく、元気に過ごしてください!」

 これらの動きは、埼玉西武がコミュニティ活動「L-FRIENDS」で取り組んでいる「こども支援」と「地域活性」の一環として、農林水産省が行う「食育等推進事業」に参加したことによるものだ。今回は、農林水産省の補助を受けて約30,000食分の食材を購入した。7日より順次、県内105か所の子ども食堂に提供し、併せてこれまで行ったチャリティオークションの売上金で購入した食材保存用の大型冷凍庫9台も寄贈する。

 球団や憧れの選手からの支援は子どもたちにとって忘れられない日になるだろう。

文・清水悠太
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