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バルサ、セビージャが４戦ぶり勝利目指すラ・リーガ第８節

ラ・リーガ公式 2020年10月31日 0:00

チーム・協会

【(C)LaLiga】

ラ・リーガ・サンタンデールの順位表は試合を重ねるごとに通常の形に落ち着きはじめているが、まだサプライズと呼べる現象は残っている。バルセロナとセビージャが中位にとどまっているのはその一つだ。この２チームは１、２節を未消化とはいえ、いずれもここ３試合勝利から遠ざかっている。

ラ・リーガ・サンタンデール第８節は、トップリーグでは初めて実現したエイバル対カディスで幕を開ける。エイバルは前節、敵地でセビージャ相手に金星を挙げたが、まだホームでは勝利がない。対するカディスはアウェー３戦で３勝を挙げており、今回もポジティブな結果を持ち帰ることになるかもしれない。

エイバルは前節、キケ・ガルシアのゴールでセビージャを撃破【(C)LaLiga】

土曜の昼にはレアル・マドリーが今季未勝利のウエスカをホームに迎える。先週末のエル・クラシコで勝利を引き寄せる勝ち越しゴールを決めたセルヒオ・ラモスにとって、今週末は特別なものになりそうだ。今節出場すれば、彼は史上１０人目のラ・リーガ・サンタンデール通算５００戦出場を達成することになる。

クラシコで勝ち越しＰＫを決めたセルヒオ・ラモス【(C)LaLiga】

セビージャは敵地でアスレティック・クルブと対戦する。この２チームは一ヶ月と少し前に２試合のテストマッチを行なっているため、お互いの現状をよく把握している。いずれも今季は良いスタートを切ることができていないが、とりわけ３戦未勝利が続くセビージャは勝ち点３を渇望しているはずだ。

オサスナは今季唯一の無敗を保つアトレティコ・マドリーをホームに迎え撃つ。それに続くのはアラベス対バルセロナ。アラベスのパブロ・マチン監督は近年バルセロナとの対戦で興味深い戦術的対策を講じてきた。４戦ぶりの勝利を目指すロナルド・クーマン監督がどのような対応を見せるのかに注目したい。

前節のクラシコはファティがゴールを決めるも、１ー３で敗戦【(C)LaLiga】

いずれも緑と白のクラブカラーを保つベティス対エルチェは、チリ人のマヌエル・ペジェグリーニ監督、アルゼンチン人のホルヘ・アルミロン監督による南米人指揮官の采配合戦となる。

これまでリーグ最少４得点にとどまっているセルタは、最多１４ゴールを挙げている暫定首位のレアル・ソシエダとホームで対戦。今季好調のレアル・ソシエダは昨年１０月の対戦を１ー０で制している点でも有利と見られている。

ベティスのペジェグリーニ監督は連覇を２で止めたい【(C)LaLiga】

暫定３位のグラナダと降格圏に沈むレバンテの一戦は、前者が有利との見方が圧倒的に多い。近年ライバル意識を強めてきたバレンシアとヘタフェの対戦は、昨季３ー３の打ち合いを演じているだけに今回も激しい攻防が見られるかもしれない。

第８節を締めくくるのは月曜夜に行われるビジャレアル対バジャドリーだ。ウエスカと同じく今季まだ未勝利のバジャドリーは、木曜にイスタンブールでヨーロパリーグを戦った疲労が残るビジャレアルを相手に初勝利を目指すことになる。

ビジャレアルの久保建英は前節カディス戦でリーグ初先発【(C)LaLiga】