2位と「2」ゲーム差の埼玉西武は浜屋将太が先発【10/28パ・リーグ見どころ】

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3位を争う埼玉西武と楽天。浜屋将太と涌井秀章、軍配はどちらに上がるか

 10月28日の18時からメットライフドームで埼玉西武と楽天イーグルスの第21回戦が行われる。27日の試合は4対3で埼玉西武が勝利、2位・千葉ロッテとのゲーム差を「2」に縮めた。

【今季対戦成績】
埼玉西武→11勝8敗1分
楽天イーグルス→8勝11敗1分

【埼玉西武】浜屋将太投手 10試合2勝2敗 39回 17奪三振、防御率5.31
【楽天イーグルス】涌井秀章投手 18試合11勝3敗 118回 100奪三振、防御率3.20

 埼玉西武の先発は、ドラフト2位ルーキーの浜屋将太投手。楽天との前回対戦では、2回6失点と大きく崩れた。今試合で雪辱を果たしたい。打線では金子侑司選手に注目。27日の試合で2安打2得点と活躍したリードオフマンは、楽天戦の打率.317とチーム別では最も当たっている。今試合でも打線を引っ張る活躍が期待できそうだ。

 対する楽天は涌井秀章投手が先発。対埼玉西武は2試合で2勝0敗、防御率1.32好投を続けている。「最多勝利」「最高勝率」のタイトル獲得に向け、今試合でも白星を挙げたいところ。打線では、3試合連続安打中の鈴木大地選手に注目。埼玉西武戦では、打率.377割の好成績をマークしている。自身初のシーズン打率3割達成へ安打を重ね、好機を演出したいところ。

本拠地防御率1点台の増井浩俊が先発。対するは北海道日本ハム・バーヘイゲン

オリックス・バファローズ・増井浩俊投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 10月28日の18時から京セラドーム大阪でオリックスと北海道日本ハムの第19回戦が行われる。27日の試合は、投打がかみ合った北海道日本ハムが5対3で勝利した。

【今季対戦成績】
オリックス→9勝8敗1分
北海道日本ハム→8勝9敗1分

【オリックス】増井浩俊投手 15試合2勝2敗 30回 25奪三振、防御率3.60
【北海道日本ハム】バーヘイゲン投手 17試合7勝6敗 102.2回 102奪三振、防御率3.51

 オリックスの先発は増井浩俊投手。10月11日の前回登板では、古巣北海道日本ハムに対して5.1回3安打3四球2奪三振3失点で2勝目を手にした。京セラドーム大阪では、防御率1.13と結果を残しているだけに、安定した投球が期待できそうだ。打線ではモヤ選手に注目。27日の試合では、キャリアハイの昨季に並ぶ10号2ランを放った。残りの10試合でキャリアハイを更新する一発を放つことはできるか。

 対する北海道日本ハムはバーヘイゲン投手が先発。10月21日の前回登板では、6.2回8安打1四球6奪三振3失点で敗戦投手となった。今試合ではイニングを投げ切り、8勝目を手にしたい。打線では大田泰示選手に期待。10月の打率.188と苦しんでいたが、27日の試合では2安打2打点と活躍を見せた。今試合でも勝負所で一打を放ちたい。

チェン・ウェインはNPB復帰後初勝利を挙げられるか。対する鷹は千賀滉大が先発

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 10月28日の18時からPayPayドームで福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第20回戦が行われる。27日の試合は、福岡ソフトバンクが5対1で勝利を収め、3年ぶり19回目のリーグ優勝を決めている。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→7勝11敗1分
千葉ロッテ→11勝7敗1分

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 16試合9勝6敗 105回 128奪三振、防御率2.49
【千葉ロッテ】チェン・ウェイン投手 2試合0勝1敗 12回 9奪三振、防御率2.25

 福岡ソフトバンクの先発は千賀滉大投手。前回登板した21日の北海道日本ハム戦では、7回途中7安打1失点(自責点0)の好投で9勝目を手にしている。今試合でも安定した投球で、チームを勝利に導きたい。打線は甲斐拓也選手に期待。27日の試合では、守備では投手陣を好リード、打撃では貴重な追加点となる10号2ランを放つなど、2安打3打点の活躍を見せた。今試合でも攻守で貢献したい。

 対する千葉ロッテはチェン・ウェイン投手が先発マウンドに上がる。前回登板した21日の埼玉西武戦では、6回5安打1四球1失点と好投するも援護に恵まれず、復帰後初勝利はあげられなかった。今試合でも豊富な経験を生かした投球で、試合を作ることができるか。打線は、清田育宏選手に注目。27日の試合では3安打猛打賞の活躍を見せた。リーグ優勝こそ逃したものの、クライマックスシリーズ出場に向けて調子を上げていきたいところだ。

優勝M2の福岡ソフトバンクは舞洲でオリックスと対戦

福岡ソフトバンクホークス・三森大貴選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 オセアンバファローズスタジアム舞洲では、10月28日の13時からウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対福岡ソフトバンク第18回戦が行われる。

【今季対戦成績】
オリックス→7勝9敗1分
福岡ソフトバンク→9勝7敗1分

 福岡ソフトバンクはウエスタン・リーグ優勝マジック2としている。この試合に勝利し、中日が阪神に敗れれば、リーグ連覇が決定する。注目の選手はウエスタン首位打者を広島の小園海斗選手と争う福岡ソフトバンク・三森大貴選手。27日の試合は5打数2安打で打率.309と上昇させた。勢いづいたチームとともに三森選手の快音も止まらない。

 一方、オリックスは今シーズン残り2試合となった。27日の試合は試合序盤に盗塁を4つも決められ、守備の乱れも目立った。本拠地に駆けつけるファンのためにも首位の若鷹相手に投打で意地を見せられるか。
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