【UFC】29勝目にしてライト級王座防衛も、ヌルマゴメドフが無敗のまま引退表明

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【Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC】

日本時間10月25日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設したUFCファイトアイランドを舞台にUFC 254が開催され、メインイベントでライト級正王座をかけてチャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフと暫定王者ジャスティン・ゲイジーが対決した。

第1ラウンドにはゲイジーがヌルマゴメドフに強打を放ち、ふらつかせるシーンもあったが、インターバルを経てテイクダウンを狙い続けたヌルマゴメドフの攻撃がつながり、最後は三角絞めでゲイジーからタップを引き出し、無敗の29勝目を挙げて王座防衛を達成した。

試合後、ヌルマゴメドフは今回の試合をもって引退することを表明している。

【メインイベント】
ライト級タイトルマッチ
○ハビブ・ヌルマゴメドフ vs. ジャスティン・ゲイジー●
2ラウンド(1分34秒)サブミッション(トライアングルチョーク)

ハビブ・ヌルマゴメドフ

「ついてきてくれたみんなに感謝している。父についてきてくれていたみんなはもう10年以上の付き合いだ。AKAのチームのみんな、コーチのハビエルは本当に大好きだ。チームのみんなを愛している。今日は言いたいことがある。これが自分の最後の試合だ。父がいなくて、ここに来るなんて考えられない。父がいなくなって(挑んだ試合は)今回が初めて。UFCからジャスティンの件で連絡があったとき、母と3日間、話し合って、母は父がいないなら戦ってほしくないと。約束したんだ。これが最後の試合になるって。だからその約束を果たさないといけない。これがここでの最後の試合だ。UFCに頼みたいことはひとつだけ。パウンド・フォー・パウンドの1位を俺にすること。それだけのことはやってきたし、無敗のライト級王者なんだ。UFCで13勝、13勝0敗。MMAキャリアは通算29勝だ。自分にはそれがふさわしいと思っている。もうひとつ、ロレンツォ・フェティータへの感謝と、デイナへの感謝、ハンターやみんなに感謝していることを伝えたい。ジョー・シウバ、ありがとう。UFCのチームのみんなに感謝している。世界中のみんな、このパンデミックの中で、本当に最高のショーを作り上げている。ジャスティンにも本当にありがとう。ジャスティン、2016年のことは忘れないよ。自分の減量をかなり手伝ってもらった。ありがとう、ブラザー。キミが素晴らしいやつだってことは分かっているんだ。みんなのことをどれだけ気にしているのか俺は知っている。ご両親のこともあって、キミのことはいろいろ知っているからね。いつか、何か起きるだろう。明日には何が起きるか分からないんだから。それは誰にも分からない。今日がUFCでの最後の試合になる。父の夢だった。ダスティンとコナーが1月に戦う。俺は2人ともチョークで沈めた。2人ともだ。それには興味がない」

【Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC】

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