福岡ソフトバンク・松田宣浩と埼玉西武・十亀剣が今季初対戦【10/24パ・リーグ見どころ】

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1年ぶりの先発勝利を目指す十亀剣。松田宣浩との今季初対戦の行方は

 10月24日の14時からPayPayドームで福岡ソフトバンクと埼玉西武の第19回戦が行われる。23日の試合では、投打がかみ合った福岡ソフトバンクが快勝。連勝を「12」まで伸ばして優勝へのマジックを「4」とした。白星を重ねる福岡ソフトバンクが優勝へまた一歩近づくか、埼玉西武が対戦成績を再び五分に持ち込むか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→9勝8敗1分
埼玉西武→8勝9敗1分

【福岡ソフトバンク】東浜巨投手 16試合8勝1敗 96.1回 85奪三振、防御率2.34
【埼玉西武】十亀剣投手 6試合1勝1敗 16回 7奪三振、防御率6.75

 福岡ソフトバンクの先発は東浜巨投手。前回登板した17日の楽天戦では、7回無失点の好投で8勝目を挙げ、自身の連勝を「6」まで伸ばした。好調の右腕だが、今季埼玉西武戦では2試合に登板して白星なし、防御率4.76と苦戦続き。2試合とも2本塁打を浴びているだけに、一発長打に警戒しながら自身、そしてチームの連勝を伸ばしたい。打線からは松田宣浩選手に注目だ。通算で圧巻の対戦成績を誇る十亀剣投手と、第19回戦にして初めて相対する。相性そのままに、チームを優勝へ近づける一打は飛び出すか。

 一方の埼玉西武は十亀剣投手が先発。今季初先発となった17日のオリックス戦では、5回、6回と手痛い一発を浴び、6回3失点で黒星を喫した。昨季は5試合30.1回を投げて防御率2.37と安定感を見せた福岡ソフトバンク戦で、昨年9月以来の先発勝利を目指す。打線からは、前試合で出場がなかった栗山巧選手に注目したい。ここ3試合無安打に終わっている栗山選手だが、9月以降試合出場のなかった翌日は5試合すべてで安打を記録し、打率.444と抜群の成績を残している。英気を養ったベテランのバットに期待したいところだ。

アルバースは前回登板のリベンジを果たせるか。千葉ロッテは古谷拓郎が初先発へ

千葉ロッテマリーンズ・古谷拓郎投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 10月24日の14時から京セラドーム大阪でオリックスと千葉ロッテの第22回戦が行われる。23日の試合は、打線がつながったオリックスが7対2で勝利した。

【今季対戦成績】
オリックス→4勝16敗1分
千葉ロッテ→16勝4敗1分

【オリックス】アルバース投手 14試合3勝7敗 77回 60奪三振、防御率3.86
【千葉ロッテ】古谷拓郎投手 1試合0勝0敗 3回 5奪三振、防御率3.00

 カード初戦を制したオリックスは、2戦目の先発をアルバース投手に託す。前回登板した10月7日の千葉ロッテ戦では、6回83球7安打5奪三振3失点の内容で敗戦投手となっている。今試合ではリベンジを果たし、チームを連勝へ導く投球を見せられるか。打線ではT-岡田選手に注目。23日の試合では、「2番・レフト」で起用されると、本塁打を含む猛打賞に加えて4打点の活躍で勝利に貢献した。今試合でも得点に絡む活躍を果たしたいところ。

 一方5連敗中の千葉ロッテは、古谷拓郎投手が初先発へ。過去3度連続で先発登板の機会が雨で流れていただけに、満を持しての先発となる。プロ初登板となった10日の福岡ソフトバンク戦では、3回5奪三振1失点と好投しただけに、チームの連敗ストップにつながる投球を見せたいところ。打線では、清田育宏選手が前試合で2本塁打を含む猛打賞と、スタメン起用に応えた。左投手に強さを見せているベテランのバットは火を噴くか。

楽天は石橋良太で上位追走へ。北海道日本ハムはドラ1ルーキー・河野竜生が先発

東北楽天ゴールデンイーグルス・石橋良太投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 10月24日の14時から、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと北海道日本ハムの第23回戦が行われる。23日の試合は4対4で引き分けに終わっている。2位の千葉ロッテに「3.5」差と迫る楽天は白星を挙げられるか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→10勝9敗3分
北海道日本ハム→9勝10敗3分

【楽天イーグルス】石橋良太投手 11試合1勝5敗 52回 40奪三振、防御率6.23
【北海道日本ハム】河野竜生投手 9試合2勝4敗 43.1回 32奪三振、防御率5.40

 楽天の先発は石橋良太投手。前回登板した17日の福岡ソフトバンク戦では、5回92球5安打4四死球5奪三振5失点と試合を作れなかった。今季唯一の勝利を挙げている本拠地の舞台で、7月5日以来となる2勝目をつかみたいところ。打線では小深田大翔選手に注目。23日の試合で2安打1打点とリードオフマンとしての役割を果たした。今試合でも打線を勢いづける活躍に期待したい。

 北海道日本ハムは河野竜生投手が先発予定。再昇格後も悔しい結果が続くルーキー左腕は、プロ初登板以来約4カ月ぶりとなる楽天戦で、3勝目を挙げることができるか。打線では大田泰示選手に期待。前試合で同点本塁打を含む2安打をマークした。楽天戦で4本塁打を放っている打棒に注目だ。

北海道日本ハムは本拠地で2位・横浜DeNAと対戦

北海道日本ハムファイターズ・上野響平選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 イースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対横浜DeNA第11回戦はファイターズ鎌ケ谷スタジアムで12時30分から行われる。前のカードの楽天3連戦を1勝2敗で終え、本拠地に戻った北海道日本ハム。特にカード3戦目22日の試合は先制したものの、チャンスの場面で4番・野村佑希選手が2三振を喫し、さらに試合終盤で逆転されてしまう悔しい展開だった。

 しかし今シーズン北海道日本ハムは、横浜DeNAに対し5勝5敗と互角の戦い。先月の対戦では上野響平選手が2点タイムリースリーベース、片岡奨人選手が3試合で3安打1打点とルーキーたちも奮闘している。鎌ケ谷のファンの前で活気あるプレーを見せたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→5勝5敗
横浜DeNA→5勝5敗

若獅子のフルスイングに期待

 イースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対東京ヤクルトの第15回戦は、CAR3219フィールドで12時30分から行われる。埼玉西武は愛斗選手が10本塁打、高木渉選手が9本塁といずれもイースタン上位に食い込んでいる。2選手らしいフルスイングからの一発に期待しよう。

【今季対戦成績】
埼玉西武→5勝8敗1分
東京ヤクルト→8勝5敗1分

3位・千葉ロッテは4位・巨人と対戦

 イースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対巨人第13回戦はロッテ浦和球場で12時30分から行われる。久しぶりに本拠地での公式戦となる千葉ロッテ。前のカードでは松田進選手が21日に2号ソロ、22日はマルチ安打と奮闘した。上位浮上を目指す巨人相手にも快音は出るか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→4勝7敗1
巨人→7勝4敗1分
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