セレッソ大阪【J1リーグ第24節 浦和vsC大阪】今季3度目の対戦。赤く染まった敵地でも勝利を重ね、3連勝を達成したい

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【CEREZO OSAKA】

10月、最後の一戦となる明治安田生命J1リーグ第24節。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、浦和レッズとの一戦に挑む。

首位・川崎フロンターレとの大一番から始まった10月。逆転優勝のためには勝利が求められたこの試合で敗れると、続くアウェイでの名古屋グランパス戦も惜敗したセレッソ。勝負どころで今季の2度目の連敗を喫し、首位との勝点差も離され、失速傾向にあったチームだが、ホーム2連戦となった先週は見事に連勝を飾り、息を吹き返した。まず、前々節で湘南ベルマーレに競り勝ち、連敗を止めると、前節は昨季のリーグ王者に4-1で快勝。奥埜博亮と豊川雄太がそれぞれ2得点を挙げる活躍で、スタジアムを大いに沸かせた。

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この結果、チームは再び2位に浮上。前向きな気持ちを取り戻し、残り10試合、今季の終盤戦に挑む。1試合でも多く勝利を掴むべく戦う“ラスト10”の初戦。浦和レッズとは、今季、カップ戦、リーグ戦を合わせて3度目の対戦となる。過去2試合はいずれもホームで戦い、それぞれ1-0、3-0で勝利を収めている。どちらの試合も前半は浦和に攻撃の機会を許したが、ブロックの外でボールを回させ、中には入れさせないことで、決定機は与えていない。そうした展開の中で先手を取ることで、試合の流れを引き寄せ、拮抗した試合をモノにすることができた。

今節も、そのスタンスは変わらないだろう。“いい守備からいい攻撃へ”。必勝パターンとも言える戦いをピッチで表現することで、今回も勝利を掴み取りたい。もっとも、浦和も直近の2試合では、より攻撃が整備され、2トップを組む興梠慎三と武藤雄樹のコンビも良い。ホームで6得点を奪って快勝した前節のベガルタ仙台戦で特に目を引いたのが、奪ってからのカウンター。相手のミスを見逃さずに中盤でボールを奪うと、手数をかけずにフィニッシュに持ち込み、前半の3得点につなげている。セレッソとしても、中盤での不用意なボールの失い方は避けたい。いつものように安定した試合運びの中から、前節、好プレーを見せた清武弘嗣と坂元達裕の両サイドで起点を作り、2トップも絡めて得点につなげていきたい。

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現状、首位は抜けてしまったが、天皇杯の出場権も懸かった2位争いは拮抗している。今節の浦和戦、そして、11月3日に控える第26節(セレッソにとっては次節)のガンバ大阪との2試合が、直近の山場になる。まずは今節。入場者数が緩和され始めたJリーグ。赤く染まったアウェイでの一戦を乗り越えて、3連勝とともに、2位の座を盤石にしていきたい。
(文=小田尚史)
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