■国内男子ゴルフ/　げんちゃんこと選手会長の時松隆光（ときまつりゅうこう）が、つれづれに語る「げんちゃん通信」。8信目は、19日から3日連続でつとめる社会貢献活動についての報告です。

「こんにちは、ジャパンゴルフツアー選手会長の時松隆光です。今日19日は、山梨県甲府市にある山梨県庁に行ってきました。

選手会では今年、コロナ禍の大変なこの時期にも関わらず、トーナメントを開催してくださった各大会の自治体に感謝の思いをこめて、寄付金をお贈りすることになりました。

今日伺った山梨県は、先月9月に男子ゴルフの再開初戦を迎えた『フジサンケイクラシック』の会場の富士桜カントリー倶楽部の地元です。
長崎幸太郎・県知事に、選手を代表して70万円をお渡ししてきました。

事前に大会関係者の方が、ご挨拶に行かれた際に県知事はトーナメントの開催を快諾してくださり、僕ら選手への励ましのお言葉までかけてくださったそうです。
今日も、『またぜひ、山梨県でスーパープレーを見せてください』と言っていただき、改めて感謝の気持ちを強くするとともに、これからも選手会一丸で、貢献活動につとめていきたいと思いました。

ちなみに、本来ならば、昨日18日まで行われた「日本オープン」で、ゴルファー日本一を競ったその足で、旅に出ないといけないところ。
長崎・県知事に初メジャータイトルの優勝報告ができれば最高だったのですが、なんと迂闊なことに、予選落ちをしてしまいました。

決勝進出をかけた大事な2日目に、14番のトリプルボギーがなんとも痛かったです。５Wで木と木の間を狙った2打目をカーン、と木に当てよそのホールに行ってしまい……、4オン3パットして、万事休すでした。

来月までまたレギュラーツアーができないのに、非常に痛恨でしたが、また心を入れ替え頑張らなければ……。

まずは今日、大任1日目が終了してひと安心していますが、明日20日はまた気持ちを入れなおして盛岡へ。2日をかけて東北3県をめぐります。
これは、2011年に起きた東北大震災の復興支援活動で、選手会長の大切な行事のひとつに数えられています。
岩手、宮城、福島の各10市町村に毎年、軽自動車の福祉車両をお贈り続けて昨年で、合計180台となりました。
新幹線の時間に追われながら、駆け足の訪問となりますが、寄贈式では選手みなさんの思いを背にしっかりと、丁寧に勤めてこようと思っています」
ジャパンゴルフツアー選手会長