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環境に順応する 『セイタカアワダチソウの適応力』

BOATRACE

 10月、セイタカアワダチソウが我が世の春を謳歌している。秋なのに…。

国立環境研究所によると、北アメリカからの外来植物で『日本の侵略的外来種』とされている。ススキやヨシなどの在来種との競合が懸念されるという。
元々は観賞用ならびに蜜源植物として1900年頃導入されたものだが、戦後、その分布が一気に拡大し在来種の繁殖を妨げて問題となった。特に1970年代後半から80年代にかけ、しばしばニュースになったほどである。

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学校の『花係』の児童が、持っていく花がなくてセイタカアワダチソウを持参すると『喘息になる』と嫌がられた時代もあった。セイタカアワダチソウによる喘息説は今ほとんど聞かない。

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在来種より背が高いため、光合成を妨げられることによる『在来種の被害』が問題のひとつだが、この10年ほど『セイタカ…』ではなくなったと言われている。
生物学的にはあってしかるべきことという。
競合在来種を『やっつけた』セイタカアワダチソウはもう背を高くする必要がない。背を伸ばすにはエネルギーが必要なうえ、伸びれば伸びるほど風に抵抗しなくてはならない。体力を消耗する。
しかし、制覇してしまえば、それは無用な労力となる。

そうして、今やセイタカアワダチソウは『セイタカでないアワダチソウ』になった。
これは『進化』とはいわない。『適応』というのが正しい。
『進化』は後戻りできないが、『適応』はできる。
スポーツ理論は時に昔の理論に戻ることがあり、まさに『適応』である。

セイタカアワダチソウでいえば、こうなる。
背が低くなったセイタカアワダチソウ群に今、ススキが再進出している。
そこに生えるススキはセイタカアワダチソウより背が高く、ススキの逆襲がはじまっている。そのセイタカアワダチソウ群は背の高いススキの群れに凌駕される時が来るだろう。

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その時、『セイタカでないアワダチソウ』はエネルギーを使って背を伸ばすことになる。
元に戻れる『適応』である。

(C)BOATRACE

ボートレースは永らく『水平2気筒2サイクルエンジン』を使用し、選手は『適応』を繰り返してきた。追い越し追い越され…を繰り返し『適応力』を深めてきたのだ。
つわものとは、一度トップに出て追い抜かれたあと、さらに追い抜き返した者を指すのかもしれない。
レーサーの『適応』を観る魅力がボートレースには間違いなくある。

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