【鳥栖戦プレビュー】〜再び鳥栖戦で連敗を止める!〜

清水エスパルス
チーム・協会

【©S-PULSE】

開幕戦以来となる日曜のデーゲーム。前節から中3日で行われる今節は、ともに下位に沈むチーム同士の対戦となり、どうしても落とせない試合になる。

前節はFC東京と対戦した。スタートからエスパルスのペース。次々とゴール前に迫るが、そういう時こそ注意が必要だった。22分に、フリーキックの流れから三田啓貴にミドルシュートを打たれ、GKの前で田川亨介にコースを変えられて失点。55分には、永井謙佑に追加点を決められるも、79分にジュニオール ドゥトラがGKのパスをカットして、そのまま突き進んでゴールに決めた。ドゥトラのJ1初となる3試合連続ゴールで1点差に詰め寄ったが、後半アディショナルタイム、アダイウトンのゴールで試合を決められた。

エスパルスはこれで5連敗。試合展開もこれまでと似ており、それを止めるのは先制点が必要になることは間違いない。序盤から試合を優位に進めて勝ち点3をどうしても奪いたいところだ。

対する鳥栖は、前節鹿島と対戦した。試合の入りから鹿島にペースを握られ、12分には永木亮太のクロスにニアでエヴェラウドが潰れると、鳥栖ディフェンスがクリアミス。ゴール前のこぼれ球を白崎凌兵が押し込んで、鹿島に先制を許す。鳥栖は37分、17試合ぶりの先発となったチアゴ アウベスがワントラップで相手ディフェンスを外してシュートを放つも、沖悠哉が右足でブロック。前半アディショナルタイムには原川力が直接フリーキックで狙うが再びGKにセーブされ、前半を1点のビハインドで折り返す。後半にも鹿島に決定的なチャンスを与え、何とかしのいでいたものの、86分だった。鹿島のコーナーキックの流れから、松村優太が再びゴール前に入れると、前線に残っていた犬飼智也が頭で合わせて追加点を献上。鳥栖は、元エスパルスの2選手のゴールで敗れた。

鳥栖は、これで4連敗。エスパルスと同じく、この4試合は全て先制点を与えてしまっている。ただ、より深刻なのは、この4試合で奪ったゴールはわずか1。前節のようにシュート数では相手と同じく9本を放っているだけに、最後の精度に問題があるようだ。

だが、攻撃陣は揃っている。17年途中にエスパルスに加入したアウベスは17試合に出場し4得点という記録だったが、なかでも左足の強烈なシュートを記憶しているサポーターも多いはずだ。昨季から鳥栖に在籍し、前回対戦では直前の試合で退場しており、出場停止となっていた。今節出場するとなれば、エスパルスの驚異になることは間違いない。また、前回対戦で同点ゴールを決められた原川は、エスパルス戦で7試合4ゴールと得意にしており、彼も警戒しなければいけない一人になる。

前回対戦では、今回と同じくエスパルスは5連敗という厳しい状態で挑んだが、カルリーニョス ジュニオの先制、その後追いつかれるも勝ち点1を獲得して連敗を止めている。また、16日にピーター クラモフスキー監督が42歳の誕生日を迎えて最初の試合となる。チームの勝利で指揮官の誕生日を祝い、このチーム状況を変えていきたい。




エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、クラモフスキー監督と西村恭史選手の試合前日コメントを公開!!


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2020明治安田生命J1リーグ 第23節
10月18日(日)14:00キックオフ

清水エスパルス vs. サガン鳥栖
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず

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著者プロフィール

チーム名の「S-PULSE」は、「サッカー・清水・静岡」の頭文字Sと、サッカーを愛する県民、市民の胸の高鳴りとスピリットを表現するため、英語で「心臓の鼓動」を意味するPULSEを組み合わせて名付けられました。 1993年に「オリジナル10」の一つとしてJリーグ開幕を迎え、クラブの歴史がスタートしました。 こちらのサイトではチームや試合、イベントなど様々な情報をお届けいたします

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