代表ウィークを終え、ラ・リーガ第6節がスタート

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代表ウィークによる中断を経て再開するラ・リーガ・サンタンデール第6節では、翌週にチャンピオンズリーグを控えるレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、セビージャの試合が10月17日(土)に組まれている。そして翌18日(日)には、白熱のダービーを含む6試合が行われる。

第6節の幕開けとなるのは、17日の13時にはじまるグラナダ対セビージャだ。昨季の同カードはジュレン・ロペテギ率いるセビージャが1ー0で制しており、今回もアンダルシアを代表する両チームの対戦は激戦となることが予想される。昨季レンタル先のグラナダで活躍したセビージャのカルロス・フェルナンデスにとっては、早くも実現した古巣との一戦となる。

昨季はグラナダでプレーしたセビージャのカルロス・フェルナンデス 【(C)LaLiga】

アトレティコ・マドリーは敵地でセルタと対戦する。アトレティコはグラナダとのシーズン初戦こそ6ー1の大勝を飾ったものの、続くウエスカ戦、ビジャレアル戦はいずれもスコアレスドローに終わっている。ディエゴ・シメオネは必勝を期して臨むことになるが、バライードスからは過去2シーズンに渡って勝ち点3を持ち帰ることができていない。

レアル・マドリーは昇格組のカディスをホームに迎える。2006年以来となる両者の対戦は、フェルナンデス一家にとって特別なものとなる。カディスの中盤を支えるアレックス、負傷中のダニ・カルバハルに代わってレアル・マドリーの右サイドバックに先発起用される可能性があるナチョの兄弟対決が実現する可能性があるからだ。

カディスの中盤を支えるフェルナンド兄弟の弟、アレックス 【(C)LaLiga】

土曜の夜を締めくくるのはヘタフェ対バルセロナ。現在ヘタフェはパンデミックの影響に苦しむ人々へ向けたメッセージとして、一時的にクラブ名を「フェ(信念)CF」に変えている。2011年を最後に勝てていないバルセロナとの一戦では、勝利への信念を貫けるかどうかが試されることになる。

18日(日)の初戦は、エイバル対オサスナだ。ハードワーカーとタレントをミックスした好チーム同士の一戦の後は、同じバスク自治州でアスレティック・クルブ対レバンテが行われる。両者はいずれもスタートでつまずいており、いち早く降格圏から脱すべく立て直しを図っている。

18日の16時からはビジャレアルとバレンシアによるバレンシア州ダービーが行われる。今夏バレンシアからビジャレアルに移籍したダニ・パレホとフランシス・コクラン、過去にバレンシアを率いたウナイ・エメリ監督らにとっては古巣との特別な一戦となる。アジアを代表する若い才能、久保建英とイ・ガンインの競演にも注目だ。

初先発のチャンスが期待されるビジャレアルの久保建英 【(C)LaLiga】

アラベス対エルチェ、ウエスカ対バジャドリーの2試合は、いずれもその結果が後の残留争いを左右する可能性がある。この4チームは現在、先述したアスレティック、レバンテと共に順位表の下位につけている。

第6節の最後を飾るのは質の高いフットボールを実践する2チームの対戦だ。ベティスはナビル・フェキル、レアル・ソシエダはダビ・シルバを筆頭に、いずれもチャンピオンズリーグ出場チーム以外では最も豊富なタレントを擁する。リーグ再開節を締めくくるに相応しい好カードと言えるだろう。

好調ベティスを支えるフェキルとホアキン 【(C)LaLiga】

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