10月12日の17時から楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと埼玉西武の第20回戦が行われる。11日の試合は8対2で楽天が勝利し、4位・埼玉西武とのゲーム差を再び「1.5」とした。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→8勝10敗1分
埼玉西武→10勝8敗1分

【楽天イーグルス】福井優也投手 6試合0勝4敗 25.2回 17奪三振、防御率5.26
【埼玉西武】平井克典投手 32試合5勝4敗 44回 38奪三振、防御率4.50

　楽天の先発は福井優也投手。今季一軍では夏場に6試合に先発したが、援護に恵まれない面もあり白星を挙げられず。8月30日の埼玉西武との前回対戦では5回無失点の好投を見せているだけに、ここで結果を残したい。11日の試合で8得点と挙げた打線は1番打者を務めた小深田大翔選手に期待。同試合では初回から安打を放つなど2安打をマークし、チームを勢いづけた。この試合でも福井投手に援護点をプレゼントできるか。

　対する埼玉西武は再び中継ぎに回っていた平井克典投手が9月10日以来の先発へ。頼れる鉄腕は回またぎのシーンも多く、7日の福岡ソフトバンク戦でも2.2イニングを投げ無失点と好リリーフを見せた。平井投手の後を受け、ロングリリーフを務める可能性のある投手にも注目したい。ギャレット投手が3日にブルペンデーの先発を務め2.2回を投げたほか、國場翼投手も8日にビハインドの場面ながら2イニング無失点。試合をつくる重要な役割を果たし、ブルペン一丸となって勝利を呼び込めるか。

CAR3219フィールドでは、12時30分から埼玉西武と楽天イーグルスのイースタン・リーグ公式戦、第8回戦が行われる。

【今季対戦成績】
埼玉西武→3勝3敗1分
楽天イーグルス→3勝3敗1分

　この試合の注目は現在打線の4番に座る2選手だ。埼玉西武の愛斗選手は7月の試合中にけがで離脱したが、復帰した8月以降は27試合で7本塁打、打率.316と好調な様子を見せている。レギュラー争いが激化する外野陣のなかで、唯一一軍昇格がない愛斗選手。このままアピールを続け、昇格を勝ち取りたい。

　対する楽天の4番は下水流昂選手。11日の試合でも先制適時打含む2安打を放つなど、ファームでは33試合に出場し打率.314、19打点と4番に座りながら好成績を収めている。この試合でも4番の役目を果たし、一軍のレギュラー争いに名乗りを挙げたい。

「パ・リーグ インサイト」編集部