【ガンバ大阪】今季2度目の4連勝を賭けた鹿島戦。アウェイの対戦時と違うガンバを見せつける
【©GAMBA OSAKA】
「前線から一人、一人がハードワークできている」と藤春が言えば、小野瀬も「皆がハードワークしているので大崩れしていない」と充実感を口にする。
3連勝中はいずれも1点差という僅差での戦いだが、4バックだろうと3バックだろうとチームが本来目指すのは前線からのアグレッシブな守備をベースに相手ゴールに鋭く迫るスタイルだ。
【©GAMBA OSAKA】
今季2度目の4連勝を目指すガンバだがチームの成長と上積みを証明する上で、格好の難敵がパナソニックスタジアム吹田に乗り込んでくる。
暫定順位で7位のガンバに対して勝ち点1で上回る鹿島は暫定で6位。前節は大分に0-2で敗れ、11年ぶりの8連勝は逃したものの、現在のJ1リーグで最も調子がいいチームの一つと言っても過言ではないだろう。
ザーゴ監督が目指すスタイルが浸透し、前線からハードワークしてくる鹿島だがやはり警戒したいのは、好調の攻撃陣。11得点中のエヴェラウドと5得点中の土居は言うまでもないが、左サイドの藤春とマッチアップするファン・アラーノをいかに封じるかが守備面での鍵になるはずだ。
4バックで本来の躍動感を攻守で取り戻している藤春も言う。「鹿島は右サイドの攻撃がデータから見ても多いし、土居も絡んでくる。自分のところが守備の鍵を握る」
一方、宮本監督の就任後、4試合連続でドロー決着している鹿島に対して、今度こそ勝ち切る上で不可欠になるのが、相手を上回る得点数となる。
【©GAMBA OSAKA】
「もう少しボールを持つ時間を長くしながら攻撃の時間を増やしてチャンスを増やしたい」(宮本監督)。拮抗した一戦となるのは間違いないが、今度こそ勝ち名乗りを上げるのはガンバだ。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ