ルイス・スアレス、バルセロナに残した5つの伝説

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ルイス・スアレスが6シーズンを過ごしたバルセロナを退団し、新たにアトレティコ・マドリーと契約した。

2014年7月11日にブラウグラナの一員となったウルグアイ人FWは、リオネル・メッシ、セサル・ロドリゲスに次ぐクラブ歴代3位のゴールを積み重ね、多くのタイトル獲得に貢献してきた。彼はバルセロナの選手としてラ・リーガ・サンタンデールを4度、コパデルレイを4度、スーペルコパ・デ・エスパーニャを2度、そしてチャンピオンズリーグとクラブワールドカップを1度制している。

今回紹介する5つの名シーンは、彼がバルセロナに残してきた数多くの成功の一部に過ぎない。

1.エル・クラシコでのハットトリック

2018年10月28日、スアレスはリオネル・メッシ不在のエル・クラシコで歴史に残る大勝の主役になった。フィリペ・コウチーニョのゴールで11分に先制した後、PKで追加点を挙げたスアレスは後半にも2ゴールを挙げ、クラシコでハットトリックを記録したバルセロナ史上11人目の選手として名を残している。終盤にはアルトゥロ・ビダルが1ゴールを追加し、バルセロナは5ー1で大勝。敗れたレアル・マドリーはほどなくジュレン・ロペテギ監督を解任することになった。

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2.ヒールで決めた技ありのゴラッソ

バルセロナで積み重ねた198得点における特別なゴールの1つに、2019/20シーズンのマジョルカ戦で決めた一発がある。2019年12月7日、5ー2で制したカンプノウの一戦で、角度のないところから技ありのヒールキックでマノロ・レイナが守るゴールネットを揺らした彼は、後に自身のゴールを次のように振り返っている。

「生涯最高のゴールだ。わずかなシュートコースしかないことは分かっていた。ヒールで押し込む以外に選択肢がないこともね」

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3.欧州得点王に輝く

レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーとの三つ巴の首位争いを制した2015/16シーズン、スアレスはバルセロナが通算24度目のラ・リーガ・サンタンデール王者に輝く原動力となっただけでなく、いくつかの個人賞も手にした。ラ・リーガでは35試合の出場で40ゴールを記録し、得点王とゴールデンシューを獲得。FIFA主催の年間最優秀選手でもメッシに次ぐ2位の投票を得ている。

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4.敵地のクラシコで完勝

スアレスは宿敵レアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでも記憶に残る活躍を見せた。2019年2月のコパデルレイ準決勝。ホームのファーストレグを1ー1で終えた後、敵地に乗り込んだセカンドレグはバルセロナが3ー0で完勝している。この試合でスアレスは自ら決めた2ゴールを含む全3ゴールに絡み、決勝進出の立役者となっている。

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5.ビッグイヤーもたらす決勝弾

2014/15シーズンのチャンピオンズリーグにおける活躍も、スアレスのバルセロナ時代を語る上では外すことができない。シーズン7ゴールはメッシとネイマールの10ゴールを下回ったものの、ユベントスとの決勝では1ー1で迎えた67分に重要な勝ち越しゴールを決め、「MSN」時代の頂点となる欧州王者に輝いている。

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