【新日本プロレス】5年ぶり『G1』出場! いま高橋裕二郎は何を思うのか?
【新日本プロレスリング株式会社】
エントリーから外れていたこの5年間、いったい何を考え、そしてこれから何をしようとしているのか? 最前線に戻って来た裕二郎に直撃ロングインタビュー!
※このインタビューは『G1』開幕前に、リモートで収録。
※一部写真提供/高橋裕二郎
※以下、インタビューの「序盤部分」をSportsNaviで無料公開!
俺の『G1』出場への観客の反応は「まさか裕二郎が?」っていう驚きで、それ自体は喜ばしいことじゃないと思ってる
【新日本プロレスリング株式会社/高橋裕二郎選手】
裕二郎 いや、正直なことを言うと、自分で出場アピールしといてなんだけど「コレ、マジ?」って思ったよ(笑)。
――ご自分でも驚いた、と。
【新日本プロレスリング株式会社】
――うれしさを隠しきれなかったと。裕二郎選手の名前が発表されたときは、会場の拍手も一際大きかったですし、今回の注目株の一人というか。
裕二郎 ただ、そういう反応があったのは、単純に「意表をついてた」ってことなんじゃないの? 「まさか裕二郎が?」っていう驚きであり、それ自体はけっして喜ばしいことじゃないなと俺は思ってるけど。
――でも、今年は7月に勃発したオカダ・カズチカ選手との抗争で存在感を示したというか。7.25愛知のシングルマッチで敗北を喫するも、オカダ選手から「今日の裕二郎さん、最高的に魅力的でした」という言葉もありました。
裕二郎 まあ、あのオカダがコッチを向いたし、「これは使える」と思ったから「ひさびさに『G1』出場をアピールしてみるか」っていうのはあったよ。
【新日本プロレスリング株式会社】
裕二郎 とは言え、『KOPW』の一回戦(8.26後楽園)で、俺はオカダに1vs3のハンディキャップで負けてるし、「三人で勝てなかったのに、よく『G1』に出られるな」と我ながら思ってるけど。でも、あのときは最後にフォールを取られたのが外道さんで、自分が直接負けてないのがよかったのかもな。
――さすがに自分がフォールを取られてたら、出場は微妙だったんじゃないか、と。
裕二郎 『KOPW』はファン投票でオカダのルールが採用されたけど、こっちが要求してたルール(ランバージャックwithレザーベルトデスマッチ)で万が一負けてたら、『G1』に出られなかったかも知れないし。そう考えると、自分に運が向いてきてるのかなって
――今回の『G1』出場を冷静に分析されてるわけですね。
裕二郎 そもそも、俺が今年やったシングルなんて、オカダ以外だと『NEW JAPAN CUP』一回戦の後藤洋央紀戦くらいで、そこでも負けてるからさ? 誰が『G1』の出場メンバーを決めてるのか知らないけど、試合内容を評価してもらったのかもしれないな。
『G1』に出られなくてもBULLET CLUBの中でポジションがあったから、ここまでやってこれたのは間違いない
【新日本プロレスリング株式会社】
裕二郎 まあ、驚いたよね。あの年も普通に「今年も『G1』の季節が来たか」ってタカをくくってたら、名前が呼ばれなくて。まさか自分が出られないとは思ってなかったから……。
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