セレッソ大阪【J1リーグ第19節 仙台 vs C大阪】連敗ストップへ。細部への集中力と判断力を高め、先手を取って試合を優位に進めたい

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【CEREZO OSAKA】

今季初の連敗となった前節のFC東京戦から中3日、セレッソ大阪は、敵地での明治安田生命J1リーグ第19節・ベガルタ仙台戦に挑む。

リーグ戦6連勝から一転、第17節の鹿島戦、前節と敗れ、今季初の連敗を喫したセレッソ。いずれも紙一重の内容ではあったが、上位対決、競った試合をモノにすることができなかった。この2試合を振り返って、キャプテンの清武弘嗣は、「守備が堅く、前は外国籍選手の個が強い相手に連敗した。こういう相手に勝てないのは、自分たちに原因がある。上位相手に勝てないのは自分たちの力不足だと思っています」と率直に話した。「守備での強度や、局面での1対1、守備であと一歩寄せる、体をぶつける、個人の戦うところ、そういう基本的なところに立ち返る必要があるかなと思います」と、より具体的に課題を指摘したのは藤田直之。攻守における型は磨きがかかってきたセレッソだが、形を支える個の強さを、今一度、取り戻したい。

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また、FC東京戦では、前半から自分たちのペースで試合を進め、相手の長所を出させない賢い試合運びを見せていたが、後半、攻めている時間帯で、相手の陣地でのスローインにおける守備の対応を誤り、一気にボールを運ばれて、失点につながった。振り返れば、前々節の鹿島戦でも、2失点目は自分たちのスローインから。一瞬、ピッチに生まれる隙を突かれているだけに、今節は、細部に及ぶ集中力や判断力を、より研ぎ澄ませていきたい。連敗中の2試合、セレッソは先制され、追いかける展開となっているだけに、今節は、先手を取って、試合を優位に進めていきたいところだ。

仙台は、前々節のFC東京戦から形を[3-4-2-1]に変えている。そのFC東京戦では、守備で構える形を取っていたが、前節の横浜FM戦では、前から積極的にボールを奪いにいく姿勢を出し、先制点も取っている。今節、仙台がどのような出方をしてくるか。立ち上がり、見定めたい。また、直近の試合では思い切ったターンオーバーも敢行している。今節は再びフレッシュな選手が入ってくると思われるだけに、セレッソとしては、勢いに飲まれない試合運びも見せたい。

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9連戦の9戦目となる今節。ここまでカップ戦での敗退を除くと、リーグ戦では5勝2敗。直近の連敗は痛かったが、過密日程を総力で戦い抜き、2位はキープしている。次節に迫った首位・川崎フロンターレとの大一番を前に、今節は、是が非でも連敗を止め、勝利で連戦を締めくくりたい。
(文=小田尚史)
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