【サーフィン】ブラジルでの無観客試合はオリンピック男女代表が優勝!

チーム・協会

【WSL】

新型コロナウイルスの感染者が世界で3番目に多いブラジルではすでに6月にプロサッカーが再開。陽性者が相次ぎながらも、無観客で試合が続けられている。

そんな状況の中、サッカーの次に国民に人気があるスポーツ、サーフィンのイベントがようやく現地時間9月18日に開催。
国を跨がない形のコンテスト「WSLカウントダウン」のブラジル戦、『Onda do Bem(グッドウェーブ)』が世界トップの15名のサーファーとブラジルのセレブサーファー10名が集結して行われた。

『Onda do Bem』は他の「WSLカウントダウン」のイベント同様にチャリティーイベントで、賞金は全て慈善団体に寄付された。
また、プロサッカー同様に無観客で行われ、WSLの公式サイトや、ブラジル国内のSporTVでライブ中継が配信され、開催場所はシークレット。
新たな試みとしてナイトサーフィンでクライマックスを迎えていた。

参加選手

メンズ
・イタロ・フェレイラ
・エイドリアーノ・デ・ソウザ
・ヤゴ・ドラ
・ミゲル・プーポ
・ジャドソン・アンドレ
・デヴィッド・シルヴァ
・ピーターソン・クリサント
・ルーカス・ヴィセンテ
・ウィゴリー・ダンタス

ウィメンズ
・シルヴァナ・リマ
・ジュリア・サントス
・クロエ・カルモン
・カロン・リベイロ・ギルソン
・ジュリア・ドワーティ・マーティン

セレブリティ
・マリナ・ウェルネック/元プロ&女優
・アラーナ・パセリ/モデル
・エリカ・プラド/テレビ司会者
・ダニエリ・スズキ/女優
・ラリッサ・ムライ/女優
・パウロ・ズールー/俳優
・パパティホ/ミュージシャン
・パウロ・ヴィルヘナ/俳優
・フラビオ・カント/柔道のオリンピアン
・クレッバー・トレード/俳優

プロヒートはオリンピック代表が優勝

久々のビーチ凱旋を楽しんだイタロ 【WSL】

8ヶ月ぶりにコンテストジャージを着た世界のトップサーファーによるプロヒート。
特にメンズはハイレベルで熾烈な戦いとなり、イタロ・フェレイラ、ヤゴ・ドラ、ジャドソン・アンドレ、ミゲル・プーポがファイナルに残り、ヤゴが8.33のトップスコアを出していた。トータルでは6ポイントを2本まとめたイタロが僅か0.01ポイント差でヤゴを逆転して優勝。
タイトルには関係ないものの、久々のコンテストは緊張感あふれる展開だった。

「自分が戦う理由はトロフィーを獲得するためさ。今日はみんな素晴らしい仕事をしていたし、ジャドソン、ヤゴ、ミゲルのことを誇りに思っている。彼らは自分にインスピレーションを与えてくれるのさ」
イタロ・フェレイラ

イタロはジェットスキーの牽引を利用してエアーコンテストでも優勝。
ワールドチャンピオンらしく2冠を達成した。

シルヴァナ・リマ 【WSL】

プロヒートのウィメンズはチャンピオンシップツアー経験者がシルヴァナ・リマのみ。
ロングボードのトップ選手、クロエ・カルモンはロングボードで参加していた。
優勝はシルヴァナ、初めてのナイトサーフィンで苦戦していた感があったものの、オリンプック代表でもある彼女のサーフィンが最も安定していた。

その他、チーム戦「Oi Fibra Team Challenge」では来シーズン一杯での引退を表明したエイドリアーノ・デ・ソウザが率いるチーム・リオが優勝。
このチーム戦では、参加した25名が5名一組になり、リオ、ゴールドコースト、Jベイ、チョープー、パイプとCTの舞台の地名をつけて争っていた。

俳優、モデル、テレビ司会者、ミュージシャン、オリンピアンと幅広い有名人が参加したセレブリティ部門では俳優のパウロ・ズールー、テレビ司会者のエリカ・プラドが優勝していた。

なお、「WSLカウントダウン」は9〜10月にオーストラリアで残り2戦、フランス、ポルトガルでそれぞれ1戦が用意されている。
フランス、ポルトガルには五十嵐カノアも参加予定だ。
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