浅村栄斗と中田翔のタイトル争いに注目!【9/23パ・リーグ見どころ】

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前日3本塁打7打点と大暴れの浅村栄斗に注目。千葉ロッテは小島和哉が6勝目なるか

 9月23日の18時から楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと千葉ロッテの第17回戦が行われる。22日の試合では、浅村栄斗選手が4安打3本塁打7打点の大暴れで楽天が球団通算1000勝を達成。連勝を「3」に伸ばしている。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→10勝6敗
千葉ロッテ→6勝10敗

【楽天イーグルス】涌井秀章投手 13試合8勝3敗 85回 80奪三振、防御率3.07
【千葉ロッテ】小島和哉投手 13試合5勝6敗 76.1回 61奪三振、防御率3.66

 楽天の先発は涌井秀章投手。前回登板した16日のオリックス戦では、6回をソロ本塁打の1失点に抑えるも、味方の援護なく3敗目を喫した。ここまでリーグトップの8勝を挙げている涌井投手だが、ここ1カ月以上白星がない。8月19日以来の9勝目をつかむべく、千葉ロッテ打線を封じ込めたい。一方千葉ロッテの先発は、小島和哉投手だ。前回登板した16日の埼玉西武戦では、5回途中でマウンドを降りる悔しい投球で敗戦投手となっている。8月26日に対戦した際には、7回11奪三振無失点と抑えている楽天打線を相手に、快投は見られるか。

 楽天打線は、やはり浅村栄斗選手に注目しよう。22日の試合では、4打数4安打7打点、2打席連発を含む3本塁打と恐ろしいまでのバッティングを見せつけた。この試合でも絶好調をキープし、ファンの待つ外野席にいくつもの白球を届けたい。一方の千葉ロッテ打線は、角中勝也選手の状態が上向きだ。22日の試合で2安打1打点の活躍を果たすなど、9月に入ってから打率3割以上をマークしている。シーズン終盤、ベテランの角中選手が巧打を量産し、首位猛追へのキーマンとなるか。

浜屋将太&柘植世那の新人バッテリーは勝利再演なるか。中田翔のタイトル争いにも注目

埼玉西武ライオンズ・浜屋将太投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 メットライフドームでは18時から埼玉西武と北海道日本ハムの第17回戦が行われる。22日の試合では、5対1で北海道日本ハムがカード初戦を制している。

【今季対戦成績】
埼玉西武→5勝11敗
北海道日本ハム→11勝5敗

【埼玉西武】浜屋将太投手 5試合1勝0敗 14.2回 9奪三振、防御率6.14
【北海道日本ハム】バーヘイゲン投手 12試合6勝3敗 70.2回 72奪三振、防御率3.69

 埼玉西武の先発は2回目の先発となるルーキー・浜屋将太投手。前回登板の千葉ロッテ戦では、プロ初先発のマウンドで6回4安打1失点の好投を披露しプロ初勝利を手にした。この調子で2勝目を挙げ、埼玉西武投手陣の救世主になりたい。野手陣は栗山巧選手と柘植世那選手に注目。浜屋投手の前回登板試合で、栗山選手は4打数4安打2打点の活躍、同じくルーキーでバッテリーを組んだ柘植選手は好リードを見せ、プロ初勝利をアシストした。この試合でも若き左腕を助けられるか。

 対する北海道日本ハムはバーヘイゲン投手が先発。前回登板の楽天戦では、8回を投げわずか1安打と楽天打線を寄せ付けず。メットライフドームでは初登板となるが、安定した投球で勝利なるか。打線は22日の試合で先制の2ランを放った中田翔選手に注目したい。今季は高校時代の後輩でもある楽天の浅村栄斗選手と本塁打・打点の2タイトルを争っているが、同日に浅村選手が3本塁打7打点をマークしトップに。これに負けじとより一層の活躍を見せたいところだ。

福岡ソフトバンクは武田翔太が自身3連勝を狙う。オリックスは前回完封の田嶋大樹で連勝へ

福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 PayPayドームでは18時から福岡ソフトバンクとオリックスの第20回戦が行われる。山本由伸投手と千賀滉大投手の投げ合いとなった22日の試合は、オリックスが1対0で勝利を収めている。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→14勝4敗1分
オリックス→4勝14敗1分

【福岡ソフトバンク】武田翔太投手 3試合2勝0敗 18.1回 16奪三振、防御率2.95
【オリックス】田嶋大樹投手 13試合2勝4敗 80.2回 56奪三振、防御率3.57

 福岡ソフトバンクの先発は武田翔太投手。前回登板の埼玉西武戦では、7回途中3失点に抑える投球で2勝目を挙げている。ここ2試合の失点は全てソロ本塁打によるもの。一発を警戒しつつ、走者を背負う場面でもきっちりと打者を打ち取りたい。打線は川島慶三選手に注目。22日の試合では1死3塁の場面で代打出場し、ライナー併殺という結果にこそ終わったが、鋭い当たりを放った。3年ぶりの優勝へ、ベテランのここぞという場面での一打に期待したい。

 対するオリックスは田嶋大樹投手が先発。今季は開幕からローテーションを守り続けているものの、勝ち星には恵まれず。前回登板の楽天戦で自身初の完投・完封勝利を挙げ、ようやく2勝目を手にした。このまま安定した投球を続け、勝利を積み重ねられるか。田嶋投手を援護したい打線は吉田正尚選手に注目。22日の試合では唯一の得点となるソロ本塁打を放つなど、3安打をマーク。PayPayドームでは4割を超える打率を記録するなど得意としているだけに、この試合でも期待せずにはいられない。

前日活躍の岸潤一郎、田宮祐涼のバットに注目

 ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでは、13時から北海道日本ハムと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第10回戦が行われる。22日の試合は7対3で埼玉西武が勝利を収めた。注目は前試合に本塁打と三塁打の2本の長打が出ている岸潤一郎選手と、本塁打含む4打数2安打の田宮裕涼選手。一軍昇格を目指し、勢いそのままに今日も快音を鳴らしたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝3敗
埼玉西武→3勝6敗

和田恋は痛恨のエラーを取り返す活躍なるか

 ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉では、13時から楽天イーグルスと東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第13回戦が行われる。22日の試合は延長戦の末に引き分けに終わった。楽天は和田恋選手に注目。22日は勝ち越しの犠飛を放ったものの、2点リードの9回表に痛恨のエラーで2点を献上した。まずは守備を固め、打撃でも前日の悔しさを晴らす活躍を見せられるか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→7勝2敗3分
東京ヤクルト→2勝7敗3分

4番を務める山口航輝が7試合連続安打中!

 ロッテ浦和球場では、13時から千葉ロッテと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第10回戦が行われる。22日の試合は1対9で敗れた千葉ロッテだったが、4番の山口航輝選手が7回裏に安打を放ち、7試合連続安打をマーク。山口選手は8月25日に4番に指名されて以来、毎試合出塁をしている。この試合でも打線の要としての役割を果たせるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→4勝6敗1分
巨人→6勝4敗1分

「パ・リーグ インサイト」編集部
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