【日本野球連盟公式サポ通信】5年ぶりに決めた都市対抗予選で活躍したENEOSの若手選手
【写真提供:kuzunuki】
社会人野球のちょっと裏側をお伝えする「日本野球連盟公式サポーター通信」第18回目。
今回は、都市対抗西関東地区の第一代表を掴んだENEOSの2次予選(代表決定リーグ戦)をレポートします。
【熱戦を制し掴んだ5年ぶりの都市対抗】
都市対抗が決まった瞬間にマウンドに集まり喜ぶENEOSの選手 【写真提供:kuzunuki】
【行動でみせる入社2年目の新キャプテン】
ヘッドスライディング後の泥だらけのユニフォームでベンチに戻る川口選手 【写真提供:kuzunuki】
東芝戦の試合前に、大久保監督から「ユニフォームをドロドロにして戦ってこい。試合が終わった後にドロドロのユニフォームで“ナイスゲーム”と言えるようにしよう」と言われていたそうです。その言葉通り、1回表の一打席目で内野安打を放った川口選手は、一塁ベースにヘッドスライディング。誰よりも早くユニフォームをドロドロにして、勝利に貢献しました。監督の言葉が心にあったため体が勝手に反応したそうです。「口下手で人前で話すのが得意ではないので行動でキャプテンとしてみせていきたい」と、監督の言葉を一番に実行しました。
昨年までキャプテンを務めていた渡邉貴美男選手とは同じポジションでもあることから、公私でよく相談しているといい「ショートで渡邉さんも僕も小柄なので野球の事や社会人としてどうあるべきなど沢山学んでいます。高い壁ですが越えたいと思う目標の人です。」と若手のキャプテンにとって心強い存在を教えてくれました。
【大久保監督も期待する小豆澤選手が手にした自信】
9月16日三菱パワー戦の延長12回でタイムリーを放った小豆澤選手 【写真提供:kuzunuki】
元々守備には自信があった小豆澤選手ですが、大久保監督から「一球に対する気持ちが軽い」と指摘され、足の皮が剥けるほどの練習を乗り越え、今大会でも好守備が光りました。「今季始まってから、“二遊間は絶対誰にも渡さない”と、ショートの川口とずっと一緒にやってきました。その成果を大会でみせることが出来て嬉しいです。」と自信を掴みました。
最高殊勲選手賞のトロフィーを受け取る小豆澤選手 【写真提供:kuzunuki】
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