<国内男子ゴルフ>37歳の上井は2打差の2位に「次こそ優勝」

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【次は負けません©JGTO】

■国内男子ゴルフ/ 2020AbemaTVツアー開幕戦「PGM Challenge II」(9月16日ー8日、千葉県・PGM総成ゴルフクラブ)」18日・最終日

半年遅れで開幕したAbemaTVツアーの初戦。事前に選手や関係者すべてのPCR検査を実施して、一人の体調不良も出さずに、無事終了できた。

本戦には、女子ゴルフの三浦桃香さんと、幡野夏生さんが挑戦。残念ながら、史上初の予選通過はならなかったが、明るい笑顔とフレッシュなプレーで盛り上げてくれた。

新型コロナウィルスの影響で、無観客の開催となったが3日間とも、「ABEMA」によるインターネットの生中継では、ホストプロの宮里優作が、毎日放送ブースに座って熱弁をふるい、「笑いを欲しがる生真面目」との異名を取った。

ゲストプロにはシード選手の塩見好輝が初日、2日目を担当。最終日は、木下稜介が駆け付け”初解説”で奮闘。
かつての主戦場を、皆で精一杯にアピールした。

開催コースの千葉県・PGM総成ゴルフクラブのメンテナンスは通常営業時から、高い評価があり、レギュラー昇格を目指す選手たちも、深いラフや速いグリーンに奮戦。
3日間とも高レベルの戦いが繰り広げられた。

最終日は24歳の佐藤太地が制したが、若い選手に交じって初日から、復活を期す中堅選手たちも入れ替わりで健闘。

37歳の上井邦裕は、大学の後輩の大谷俊介と共に、最終日最終組で最後まで粘り腰を見せたが、13番のボギーを契機に後退。

「前半は、強い風の中で上手くコントロールできていたと思うが、後半あれで気持ががくっときた。あそこから、立て直すことが難しくなった」と、2打差の逆転負けを悔しがった。

藤田、宮本の二大巨頭を擁する”チーム芹澤”の中堅頭。
08年にレギュラーツアーで初シード入りを果たし、10年夏の「VanaH杯KBCオーガスタ」で初日と3日目に達成した、同一大会同一ホールのホールインワンがギネス記録に認定されるなど、伝説を作るが、ツアーでの初優勝はまだ。

昨年、自身2度目のシード落ちを喫して、今年はコロナ禍での起死回生を目指す。
春の外出自粛時に、若手も目を剥くストイックな筋トレを継続して以前にも増して、いっそうムキムキ。
「次の試合もV争いに絡んで次こそ優勝したい」と、力強くリベンジを誓った。
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