<国内男子ゴルフ>2女子は揃って予選落ちも三浦桃香さんは「感動」 幡野夏生さんは「また呼んで…」

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【また来てね©JGTO】

■国内男子ゴルフ/ 2020AbemaTVツアー開幕戦「PGM Challenge II」(9月16日ー8日、千葉県・PGM総成ゴルフクラブ)」17日・大会2日目

2人の女子による、史上初の決勝進出はならなかった。17日の大会2日目も、60位タイまでのカットラインには、揃って遠く及ばなかった。

1オーバーの102位タイから巻き返しを目指した三浦桃香さん。
だが、この日のバーディは、後半6番のひとつだけ。
ボギーは7つ。

男子ゴルフのタフなセッティングに「距離も長くて、今日も攻めないといけないと思っていた。全ホール、ドライバーでしっかり振った」。
通算7オーバーまで落ちたが、「悔いのないゴルフができました」と最後まで、笑顔はさわやか。

男子ゴルフのパワーはもちろん、「感動しました」と、三浦さんが振り返ったのは「みなさん、思い切り振って、曲がってもしっかりリカバリーされてくるところ。ボギーを取らないためのショットの引き出しの多さがすごい。とても良い経験ができて、私も頑張らないといけません」。

過去にも宮里藍さんや、横峯さくらさんらが臨んできた女子による、男子ゴルフへの挑戦。
三浦さんも、主催者推薦による今大会の出場オファーを即決しながら、「他の選手のみなさんに、迷惑がかからないか…」。懸念は、常にあったそうだが「メンバーに恵まれました。本当に、楽しかった」と、同伴のナイスガイたちにも感謝。
「またチャンスがあれば、男子ツアーに挑戦したい」。

そして、3オーバーの128位タイから出た幡野夏生さん。
出だしの後半10番から”ボギー、ダボ”。序盤で早々に通算6オーバーまで落ちてしまうと、男子ゴルフのセッティングで挽回は極めて困難。
それでも、終盤7、8番では連続バーディを奪った。
「自分の持ち味の粘り強さを出せたと思う」と一矢報いてゴキゲンだ。

この2日間、天然・摩訶不思議な「ハタノワールド」全開だった。
「世の中にはゴルフがうまい人がたくさんいることが分かりました」と、男子に紛れて屈託なく笑い、「ゴルフの考え方だったり、攻め方だったり、道具のことだったり。たくさん、勉強させてもらって、とても参考になりました」と、みすみす手ぶらでは帰らない。
今回は、女子による史上初の決勝進出は、実現しなかったが「次回までに、30ヤード距離を伸ばせるようにしておきます。また呼んでください!」とへこたれる素振りもなく、再挑戦をおねだりしていた。

……三浦さん、幡野さん、2日間お疲れ様でした!

【©JGTO】

<三浦桃香さんプロフィール>
宮崎県出身。1999年の2月12日生まれで女子ゴルフの”黄金世代”の一員。9歳からゴルフを始め、ジュニア時代から成績を残した。17年からプロで活躍し、可憐な容姿と、飛距離で期待を集めるが、昨年のプロテストでは3年連続3度目の失敗に終わり、今年はツアーの出場資格がない。身長169センチ、趣味はカラオケ。外出自粛時には料理に目覚め、自炊生活で健康維持につとめる。

<幡野夏生さんプロフィール>
1997年8月26日生まれ、神奈川県横浜市出身。
お父さんの手ほどきで、11歳からゴルフを始め、堀越高校時の2015年に、日本女子初という韓国でプロデビュー。
日本ツアーは、18年の「フジサンケイレディス」で初出場。初日に17番でのホールインワンで、賞金800万円を手にして話題に。
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