<国内男子ゴルフ>昨年覇者の勝負メシ。浅地洋佑が昨年の「ANAオープン」V秘話を披露

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【ANAオープンは、美味しい記憶で一杯です©JGTOimages】

首位と5打差の11位タイにつけた昨年の決戦前夜は、ジューシーお肉のジンギスカンだった。浅地洋佑(あさぢようすけ)は、定番の”勝負メシ”で、劇的大逆転のツアー通算2勝目をもぎ取った。

「カニやウニなど新鮮な海鮮も大好きです。北海道は、なんといっても美味しいご飯が楽しみです!」。

舞台は、道内屈指の名門、輪厚(わっつ)。
美しい針葉樹の森に、9月のさわやかな風が吹き抜ける。
開催コースでの一番のお楽しみも、クラブハウス2階のレストランでいただく食事。

いつもオーダーする名物の「輪厚(わっつ)ラーメン」は、トッピングの岩海苔が風味豊かなアクセントだ。
ちょっぴりピリ辛の味噌スープに、ちぢれ麺が絡みつく。
2012年の初出場時に即・胃袋をつかまれてから、「ほとんど、毎日頼みます」と、ずっと贔屓の一品である。

9月の「ANAオープン」には、おいしい記憶でいっぱいだ。

昨年は、史上最多の5人によるプレーオフを一発で制することができました! 【©JGTOimages】

そして、そこに感動の記憶も加わった。
昨年の最終日は26歳(当時)の旺盛な食欲で、「66」の猛チャージを見せた。史上最多の5人によるプレーオフも、北海道グルメのおかげでスタミナ切れもなく、一発勝負で勝ち切った。

5月の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」に続く新婚V2での大躍進。
賞金ランク9位で終えた昨年末には、待望の第一子も誕生した。

感染防止と、ゴルフの好調維持を目指しながらの子育てでは、父親の自覚もおのずと増した。
「なかなか試合ができない間も心身共に鍛錬につとめ、またいつでもファンのみなさんの前で成長した姿をお見せできるよう、頑張っていきます」と、本来の開催週に誓った昨年覇者。

今年は大好きな北海道に、一度も試合に出向けなかったがその分、愛妻の手料理で、たっぷりとスタミナを蓄えて来るべき再戦の時に、備えるつもりだ。

昨年は5月に続くツアー通算2勝目を劇的Vで飾ることができました。ANAのみなさん、開催コースの輪厚のみなさん。いつも暖かなサポートを本当にありがとうございます! 【©JGTOimages】

※今週、17日から始まる予定だった「ANAオープン(札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース)」は、新型コロナウィルスの影響で今年は中止となりましたが、大会3日目にあたる19日・土曜日の16時ー16時55分に中継局の日本テレビ系列で「ANAオープン特別編」が放送されます。
ディフェディングチャンピオンの浅地も、大会ホストプロの石川遼と、ジュニア時代から旧知の選手会長・時松隆光らとリモート出演し、昨年の優勝秘話などを披露します。お楽しみに!
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