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若者の育成の仕方3 個体発生は系統発生を繰り返す

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 学校で『個体発生は系統発生を繰り返す』と習った者は多い。
極論すると、『人間といえども、微生物や魚類・両生類などの進化の過程を授精・胚の成長過程でなぞっている』というものだ。
もっと、簡単にいうと『人間って、昔も今も同じことをやって悩んだり苦しんだりしているね…』となるのだが、これは飛躍し過ぎである。

唱えたのはドイツの生物学者ヘッケル(1834年〜1919年)。その論はダーウィンの進化論の延長線上にあるとされている。進化論への賛否が存在するように、ヘッケルについても反証はある。

しかしながら、完全に無視できないのが『個体発生は系統発生を繰り返す』らしい。
JT生命誌研究館によると、『最初から人間らしさが現れるわけではなく、多くの動物と共通の“本能的欲動”に支配される期間を経て、行動支配の中心が前頭葉に移る中で、人間特有の“利他性“などが芽生える』とある。
学問の矛先が、他者の認識や利他性・共感などに向かう始点である。

研究によると、『共感』はマウスなどでも観察されるというが、人間は、本能のネットワークを様々に連合させて本能とは別の行動が可能になっているという。すなわち『理性』である。
『本能』を超える行動ができる自由を『理性的』というのだ。

この論が正しいとしたら、『理性』の前段階である『本能』の活性化は極めて重要だということになる。逆説的であるが、先回りして教え込んだらいけないのである。
食育にしても体育にしても、『本能』をすっ飛ばして進もうとすれば後々問題が生じるだろう。このことは多くの保育者が発信している。

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きょう、びわこで開幕したヤングダービー参戦選手の中にも、そんな『本能』を大切にして戦っているレーサーがいる。例えば石丸海渡(香川支部)だ。
「回転計に頼らず感覚ありきで調整しています。回転計は念のための確認用…」と話す甲子園球児は、乗った感じをもとに判断し、調整してからまた乗って確認するという昔の選手と同じことを繰り返している。

まさに『個体発生は系統発生を繰り返す』だ。その先に『進化論』が控えている可能性は否定できない。

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