<国内男子ゴルフ>三浦桃香さん「明日は100点目指す」 幡野夏生さんは「明日はさらっと7アンダー!」

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【がんばれ、桃香さん©JGTO】

■国内男子ゴルフ/ 2020AbemaTVツアー開幕戦「PGM Challenge II」(9月16日ー8日、千葉県・PGM総成ゴルフクラブ)」16日・大会初日

男子の試合に挑む女子ゴルフの三浦桃香さんは、3バーディ4ボギーの1オーバー「71」で初日を終えた。
スタートの1番ではティショットを右に曲げて、さっそくボギーが先行。男子ゴルフのコースセッティングは、500ヤードを超えるパー4が2つもあるなど、「すごく距離が長い」と、苦しみながらも1オーバーで耐えて前半9ホールを折り返した。

後半12、15番でボギーを重ねて3オーバーまでスコアを落としたが、16番で2打目をピンそばにつける起死回生のショットで、持ち直した。

18番では約5メートルのチャンスを逃さず、最終ホールのバーディで、挑戦初日を締めくくったが「今日は3パットしたり、60ヤードからグリーンに乗らなかったり、もったいないホールもあり、40点のゴルフ」と、自身に辛い点数。

過去には、宮里藍さんや横峯さくらさんらが男子ゴルフに挑戦したがレギュラー、チャレンジのAbemaTVツアー共に、女子で予選を突破した選手はまだいない。

翌2日目・17日木曜日に行われる第2ラウンド後に、60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出でき、現在のカットラインは2アンダー。

男子プロに交じっての初試合は「昨日からすごく緊張していた」というが、初日はジュニア時代からの親友という片岡尚之との同組でほぐれていった。
史上初の快挙に向けて、「明日は、100点を狙って頑張ります」と、健闘を誓った。

そして、同じく女子ゴルフの幡野夏生さんはハート柄のポップなゴルフウェアと明るい笑顔で前半、イーブンパーと健闘したが、後半の15番で痛恨のダブルボギー。

「もう少し、頭を落ち着かせてやればよかった。今はシンプルに悔しい」。最後もボギーフィニッシュとし、3オーバーと厳しい滑り出しに反省しきりだったが「明日は、さらっと7アンダーで回ります」と、明るく宣言。
さらに、「さらっと、冷やし中華で頑張ります」と加えて、宮里優作らが座るインターネットの中継ブースを困惑させる場面もあったが、「自分としては、真剣になりすぎる部分があるので、いつも笑顔のプレーを心掛けています。”生きるインスタ映え”で頑張ります!」。
2日目も”幡野ワールド”全開で盛り上げてくれそうだ。

幡野さんの天然発言に、放送ブースは笑いの渦です 【©JGTO】

<三浦桃香さんプロフィール>
宮崎県出身。1999年の2月12日生まれで女子ゴルフの”黄金世代”の一員。9歳からゴルフを始め、ジュニア時代から成績を残した。17年からプロで活躍し、可憐な容姿と、飛距離で期待を集めるが、昨年のプロテストでは3年連続3度目の失敗に終わり、今年はツアーの出場資格がない。身長169センチ、趣味はカラオケ。外出自粛時には料理に目覚め、自炊生活で健康維持につとめる。

<幡野夏生さんプロフィール>
1997年8月26日生まれ、神奈川県横浜市出身。
お父さんの手ほどきで、11歳からゴルフを始め、堀越高校時の2015年に、日本女子初という韓国でプロデビュー。
日本ツアーは、18年の「フジサンケイレディス」で初出場。初日に17番でのホールインワンで、賞金800万円を手にして話題に。
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