楽天・岸孝之が2カ月ぶり一軍登板【9/13パ・リーグ見どころ】

パ・リーグインサイト
チーム・協会

【(C)パーソル パ・リーグTV】

岸孝之が2カ月ぶりとなる白星へ。北海道日本ハムは好投続ける有原航平が先発

 9月13日の13時から楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと北海道日本ハムの第17回戦が行われる。前日は雨天中止となったが、カード初戦となる11日の試合では楽天がサヨナラ勝利を収めて連敗を「4」でストップさせた。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→8勝7敗1分
北海道日本ハム→7勝8敗1分

【楽天イーグルス】岸孝之投手 3試合1勝0敗 12.1回 13奪三振、防御率7.30
【北海道日本ハム】有原航平投手 12試合4勝6敗 81.1回 71奪三振、防御率3.43

 楽天は岸孝之投手がおよそ2カ月ぶりに一軍復帰。前回7月19日の埼玉西武戦では先発するも3回途中5失点と打ち込まれ、以降は二軍で調整を続けた。苦しい台所事情を抱えるチームを救う投球を見せて、7月4日以来となる2勝目を手にすることができるか。打線は茂木栄五郎選手に注目。11日の試合では6番に起用されると、サヨナラ本塁打をマークするなど3安打2打点の活躍で勝利に貢献した。今試合でも自身のバットでカード勝ち越しを手繰り寄せたい。

 対する北海道日本ハムは有原航平投手が先発。前回の埼玉西武戦では8回2失点の投球で試合を作り今季4勝目を挙げた。直近4登板でも3勝1敗、いずれもHQSを記録するなど好投を続けるエースが自身2連勝となるか。打線では西川遥輝選手がイーグルス投手陣に対して、打率.379、2本塁打と好成績を残している。攻撃の起点にとどまらず走者を返す役割にも期待したいところだ。

千葉ロッテは自身4連勝中の美馬学が先発! オリックスは対鴎打率.400の安達了一に期待

千葉ロッテマリーンズ・美馬学投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 ZOZOマリンスタジアムでは17時から千葉ロッテとオリックスの第18回戦が行われる。前日は雨天中止となったが、11日のカード初戦は2対0と千葉ロッテが接戦をものにした。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→13勝2敗1分
オリックス→2勝13敗1分

【千葉ロッテ】美馬学投手 11試合6勝2敗 67回 56奪三振、防御率4.84
【オリックス】張奕投手 4試合1勝2敗 21.2回 18奪三振、防御率3.74

 千葉ロッテ先発の美馬学投手は8月11日の北海道日本ハム戦から自身4連勝中。今季オリックス戦では未だ勝ち星がないが、長いイニングを少ない球数で投げ切り連勝を伸ばしたい。打線は中村奨吾選手に注目だ。11日の試合では試合の均衡を破る先制打を放ち存在感を見せた。千葉ロッテは現在首位に迫る2位をキープ。シーズン終盤戦、優勝をに向け勝利を積み重ねていきたい。

 オリックスの先発は張奕投手。千葉ロッテとの前回対戦では序盤からテンポ良く投げ進め、3回まで安打を許さない完璧な立ち上がりを見せると、勝利こそならなかったが7.2回を投げ4安打4失点という結果を残した。闘志あふれる気迫の投球で今日こそ勝ち星を手にしたい。打線は安達了一選手の一打に期待。11日の試合ではチームで唯一の安打となる二塁打を放ち気を吐いた。千葉ロッテ戦では11試合に出場し打率.400、出塁率.475と好相性。そのバットでチームを牽引したい。

6連勝を目指す福岡ソフトバンクは石川柊太が先発。獅子の主砲・山川穂高は打ち崩せるか

福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 PayPayドームでは13時から福岡ソフトバンクと埼玉西武の第14回戦が行われる。前日の試合では打線が12安打8得点を挙げ、福岡ソフトバンクが5連勝を飾った。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→8勝5敗
埼玉西武→5勝8敗

【福岡ソフトバンク】石川柊太投手 10試合6勝1敗 60.1回 66奪三振、防御率2.69
【埼玉西武】松本航投手 11試合2勝3敗 59回 36奪三振、防御率4.27

 福岡ソフトバンクの先発は石川柊太投手。埼玉西武戦は8月1日に登板し、9回1安打2四球13奪三振で完封勝利を飾っている。前回登板では7回4失点と打ち込まれ今季初黒星を喫しているだけに、完封勝利の良いイメージを持って登板したい。打線で注目すべきは中村晃選手だ。埼玉西武戦では前日の試合では2安打を放っているほか、埼玉西武戦では打率.370と好相性だ。松本航投手を打ち崩し、チームの連勝を伸ばす足がかりをつくりたい。

 埼玉西武の先発は松本航投手。福岡ソフトバンク戦では7月29日に登板しているが、5回7安打4失点と試合を作れなかった。しかしその後は調子を取り戻し、2失点以下に抑える投球が続いている。前回登板となった9月6日の試合では約2か月ぶりの白星を手にしているだけに、勢いそのまま連勝と行きたいところだ。打線で注目したいのは山川穂高選手。前日の試合では21号ソロを放ち、日本人最速となる通算150号本塁打を達成した。福岡ソフトバンク戦では最も多い8本の本塁打を放っている。ここぞの場面での主砲の一振りで、チームの連敗を止めたい。

楽天と横浜DeNAによる首位攻防戦は山下斐紹に注目

 イースタン・リーグ公式戦、楽天イーグルス対横浜DeNA第10回戦は13時からウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われる。前日は雨天により試合中止となったが、首位攻防のカード最終戦はどちらに軍配が上がるか。楽天はカード初戦に2ランを放った山下斐紹選手に注目。持ち前の強打にさらに磨きをかけ、活躍を見せたい。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→6勝3敗
横浜DeNA→3勝6敗

前試合で本塁打をマークしている三家和真の打棒に期待

 イースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対東京ヤクルト第5回戦は13時からロッテ浦和球場で行われる。前日の雨天中止を経て、カード最終戦はどのような展開を見せるか。7月7日以来となった東京ヤクルトとのカード初戦で千葉ロッテは14安打と打線がつながり快勝。6番・左翼で先発出場を果たした三家和真選手は1本塁打を含む3出塁の活躍を見せた。今試合でも好調な打撃で結果を残したい。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝2敗
東京ヤクルト→2勝2敗

前日に3安打2打点の活躍をみせた宜保翔のバットに注目

 ウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対広島第14回戦は13時からオセアンバファローズスタジアム舞洲で行われる。昨日の試合ではオリックスが10安打10得点で3連勝。5番・二塁手で出場した宜保翔選手は走者を得点圏に置いた場面で勝負強い打撃を見せ、3安打2打点の活躍、チームの勝利に貢献した。好調を維持し連勝、そして一軍昇格といきたい。

【今季対戦成績】
オリックス→7勝6敗
広島→6勝7敗

「パ・リーグ インサイト」編集部
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「パ・リーグインサイト」は、ニュース、ゲームレビュー、選手情報、スポーツビジネスなど、パシフィックリーグ6球団にまつわる様々な情報を展開する、リーグ公式ウェブマガジンです。「パーソル パ・リーグTV」を運営する、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント