9月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第14回戦は、2対1で千葉ロッテが勝利。接戦を制して6連勝を飾った。

　試合序盤は、投手戦の様相を呈する。千葉ロッテ先発・小島和哉投手、北海道日本ハム先発・金子弌大投手は、ともにランナーは出すものの、要所を締め、両チーム無得点のまま、4回を終える。

　迎えた5回裏、北海道日本ハムは1死1、2塁とランナーを残した状態で2番手・加藤貴之投手にスイッチ。すると、9番・藤岡裕大選手が右中間に打球を運び、2者が生還。千葉ロッテが相手投手の代わり端をとらえ、試合の主導権を握った。

　援護を受けた小島投手は、制球良く内外に投げ分ける投球を披露。7回表に清水優心選手の適時二塁打で1点を失うものの、7回5安打1失点の好投で役割を果たした。その後は8回表をハーマン投手、9回表を益田直也投手の必勝リレーで1点差を守り切り、2対1で試合終了。

　勝利した千葉ロッテは、小島投手が7回5安打1失点の好投で5勝目をマーク。打っては藤岡選手が決勝打を放ち、勝利に貢献した。一方敗れた北海道日本ハムは、上位打線に当たりがなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ００００００１００ １
ロ ００００２０００Ｘ ２

日 ●金子弌大-加藤貴之-鈴木健矢-福田俊-井口和朋
ロ ○小島和哉-ハーマン-S益田直也

文・岩井惇