【新日本プロレス】内藤が今後の“二冠問題”に言及! 【8.31二夜明け会見】

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

8.29明治神宮球場大会から、二夜明けとなった8月31日、新日本プロレス事務所にて再び“二冠王者”となった内藤哲也がオンラインで会見を行った。

まず、この日の会見では、9月3日(木)より開幕する『NEW JAPAN ROAD』にて、第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦が決定。全4チームによる争奪リーグ戦が行われることが発表された。

IWGPジュニアタッグ王座を会社に返上した、前ジュニアタッグ王者のSHO選手(パートナーはYOH選手)が会見に登場し、コメントを発表した。

SHO選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

SHO よろしくお願いいたします。まずは、YOHさんから手紙を預かって参りました。

SHO 「必ず迎えに行きます。YOH」。
※と言って、YOH選手の手紙をカメラに見せる。

【新日本プロレスリング株式会社】

SHO ……ということで。今回はですね、YOHさんの怪我の状態が、年内の復帰が難しいということで、不本意ではありますが、返上という形にさせていただきました。このジュニアタッグのベルトに関しては、今年の東京ドームで取り返した自分たちにとっても凄い思い入れのあるベルトなので、このベルトに関しては、YOHさんの復帰を待って、またYOHさんと一緒に取り返したいと思います。

で、自分自身、このままこの先、歩みを止めるつもりもないので、9月の11日“NEVER無差別級6人タッグ”の挑戦も決まってますので、CHAOSのお兄さん方の肩も借りて、相手もCHAOSのお兄さん方ですけど、必ず勝ちたいと思います。ありがとうございました。失礼します。ありがとうございました」

続いて、『SUMMER STRUGGLE in JINGU』の二夜明け会見がおこなわれ、EVIL選手からIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王座を奪還し、“二冠王者”に返り咲いた内藤哲也選手がコメントを発表した。

IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

※なかなか会見場に出てこない内藤選手に、司会の清野アナが声をかけると、ゆっくり登場した内藤選手。

「ブエナス・タルデス。トランキーロですよ、清野さん落ち着いてくださいよ(ニヤリ)。(席に着いたあと)21年ぶりの開催された神宮球場大会。俺、個人としては野外でのビッグマッチって初めてだったのでね、あの開放的な空間、そして試合中、感じる風? 凄く気持ち良かったし、心地よく感じましたね。っていうか、皆様ご存知ですか? 今日の東京スポーツ、買ってきましたよ。(※紙面を見せ)一面ですよ。神宮大会、そして内藤がスポーツ紙の一面ですよ。

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まあ、プロレスがスポーツ紙の一面を飾るのは、最近では東京ドーム大会、『G1 CLIMAX』、あとプロレス大賞ぐらいですかね? そんななか、神宮球場大会が今日の東京スポーツの一面ですよ。これこそが今回の神宮大会の成功の証かなと。まあでも、一番の要因は、リング上でも言いましたけど、テレビ中継、インターネット中継をご覧の皆様、そして暑いなかわざわざ神宮球場へ駆けつけてくださった皆様のおかげ。心から感謝しています。

9月3日から始まる次のシリーズ。まあ、短期シリーズですけれども、埼玉、千葉、茨城、宮城、そして後楽園ホール。この2本のベルトとともに入場する姿を、皆様にお見せしますよ。楽しみに待っててください。その先に控えるは『G1 CLIMAX』。まあでも、ちょっと先のことなのでね、その時に話しますよ。まあ、今回はまだ話す必要がないかな。だって、もう次のシリーズの開幕が迫ってるわけだからね。

さてさて、今日、この会見で俺がどうしても言いたかったことは2つ。ひとつは、この二冠問題について、もともと俺は2つのベルト同時に保持することを目指した。べつに俺は統一したかったわけではない。でも、毎回毎回、2本のベルトが懸けられたタイトルマッチがおこなわれ、新日本プロレスとしては統一って思ってるんですかね? まあ、統一なら統一で構わないと思いますよ。だったら、2本のベルトを1本にまとめればいいんじゃないですか? その方がわかりやすいよ。

でも、統一じゃないと言うのであれば、やはり俺の希望通り別々にタイトルマッチをおこなった方がいいと思うし、お客様も見やすいでしょう。そりゃ、ひとシリーズで2回もタイトルマッチがあったら、精神的にも肉体的にもしんどいですよ。でも、これは2本のベルトを保持した男の宿命かな。たとえきつくても、それぐらいやりますよ。だから、ぜひ新日本プロレスには、いや、今日姿の見えない菅林会長には、ぜひ新日本プロレスとしての見解を示してほしいかな。この先どうするのか。統一するの? それとも俺の要望通り別々に防衛戦をやっていくの? そのへんの答え、菅林会長、ぜひ聞かせてください。

【新日本プロレスリング株式会社】

そして、もう一つは野外でのビッグマッチについて。本来、新日本プロレスはこの8月、ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンでビッグマッチをおこなうはずでしたね。しかし、コロナの影響でいろいろと困難な状況になり、そして神宮球場大会ということになったわけですが、21年ぶりに開催された神宮球場大会、皆様、神宮球場の様子ご覧になりました? あの広いグランドに巨大な誰も入ってない、使ってないスペースがメチャメチャあったわけですよ。そして、スタンドを見てくださいよ。空席だらけですよ。そりゃ、入場者数の制限があるわけで、これはしょうがないことなんですけど……。

でも、リングに立って巨大なスペースのあるグランド、そしてガラガラのスタンドを見て、やっぱ悔しかったっすね。せっかく21年ぶりの神宮球場、野外でのビッグマッチをおこなったのに、寂しかったし悔しかったです。それこそ、俺はこのままで終わりにしてほしくないなと。終わらせたくないなと。だから、また野外でのビッグマッチがあってもいいんじゃないかなって、俺は思いました。まあ、天気の不安とかいろいろありますけどね。まあでも、また来年も開催してほしいなと。場所は神宮球場、毎年恒例、真夏の神宮球場でもいいですよ。

もしくは、毎年毎年、開催場所を変えてもいいじゃないですか。『どこでやるのかな?』、『あそこでやるのかな?』、『もしかしたらあっちかな?』と思いながらワクワクして待って、そして『今年の野外大会はここです!』みたいな発表があっても、俺はいいんじゃないかなと思いますね。プロ野球が使用している野外スタジアムでもいいし、べつにプロ野球が使用してない野外の野球場でもいいじゃないですか。そうなってくると、全国いろんなところにありますからね。北海道の端っこの方にもありますし、プロ野球が存在してない県の球場でもできる。沖縄でもできますよ。

なんか、そうしていくことで可能性が広がっていくのかなと思うので、ぜひこの真夏の野外でのビッグマッチっていうのは、俺は恒例にしてほしいかなと思いました。まあ、もちろんその先にはね、広島・マツダスタジアム(Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島)での大合唱っていうのも、もちろん見据えてますよ。なんなら、『それがやりたい』と言っても過言ではないぐらい、『野外での大合唱をしてみたい』っていう俺の勝手のワガママな部分が8割、9割かもしれないですけどね。まあ、真夏のビッグマッチは毎年恒例にする。このへんもね、検討してもらいたいなと思います。

昨日、俺、オフだったんですよ。仕事が何もなくオフだったので、地元である東京都足立区の東綾瀬公園の野球場でちょっと草野球を観てたんですよ。暑かったですよ。暑いなか帽子をかぶって観てましたよ。その直前ですね、連絡が来て『どうしても取材をさせてくれ』とあの某記者がウルサイので、野球場で取材を受けましたよ。『めんどくさいな』と思いながら取材を受けたんですけど、その結果、(※東京スポーツ新聞の一面をアピールし)これですよ。いや〜、東京スポーツ様には感謝いたします。ありがとうございます。ちょっとは岡本記者の力もあるのかな?

【新日本プロレスリング株式会社】

だとしたら、この東京スポーツ一面になったお礼も兼ねて、岡本記者、ぜひこのあと聖地であるファミレス、いかがですか? どうせ観てるんでしょ? この会見を観てるんでしょ? ヒマなんでしょ? このあと、聖地ファミレスの取材はいかがですか? まあ、会見終わりですぐに連絡しますよ。携帯片手に待っててください。というわけで、岡本記者のために高級ファミレスをちょっと予約しなきゃいけないのでね、ボクはこのあたりで失礼しますよ。質疑応答に答えたいのですが、岡本記者のために高級ファミレスを用意しなきゃいけないので、ちょっと今日は失礼しますよ。またの機会にゆっくりお話ししましょう。ではでは、9月3日から始まる次期シリーズで、またお会いしましょう。アディオス!」

【新日本プロレスリング株式会社】

■『NEW JAPAN ROAD』
9月3日(木)開場17:30 開始19:00
埼玉・サイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)

9月5日(土)開場17:30 開始19:00
千葉・幕張メッセ国際展示場・3ホール

9月6日(日)開場13:30 開始15:00
千葉・幕張メッセ国際展示場・3ホール

9月8日(火)開場17:30 開始19:00
茨城・リリーアリーナMITO(水戸市民体育館)

9月9日(水)開場17:00 開始18:30
宮城・仙台サンプラザホール

9月11日(金)開場17:30 開始18:30
東京・後楽園ホール
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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