新企画『新日本プロレスの選手に人生相談！』がついに始動！ 記念すべき第1弾のゲストは飯伏幸太選手！

SNSでも「本気で返しますね！！」と熱い意気込みを語った飯伏選手が、皆様からのご相談に真剣回答！
※全3部構成の予定となっております。

※以下、インタビューの「序盤部分（※一部抜粋）」をSportsnaviで無料公開！

●ジェリーさん（22歳・女性）
友達にしろ恋人にしろ、誰か特別な一人を作ることができません。
みんな同じくらい好きなんです。
だから特別仲のいい親友も、ちゃんとした恋人もいません。
それなのに誰かの特別な人にはなりたいと思ってしまいます。
飯伏さんならこんな矛盾とどう向き合っていきますか？

飯伏　まず、その矛盾ということの何がおかしいんですか？ ボクのなかで、いまはそのままでいいと思いますよ。実際、ボクもそういう時期がありましたし、それの何が間違いなのか、逆にボクにはわからないですね。

――気にすることはないと。

飯伏　ハイ。そのうち特別な存在っていうのは出てくるはずなので、いまはそのままでいいと思いますよ。ただ、いますぐ特別な人を作りたいというのであれば、強引に作るしかないですけど、そこは人の感情なので、いまはそれがこの方の感情として合ってると思います。ボクも同じような経験をしてきたので言いますけど、そういう存在っていうのはいきなりできますので、安心してください。

●素振りをする素振りさん（22歳・男性）
就職活動が終わらなくて辛いです。
何社も落ちているうちに、だんだんと自分が世界に必要のない人間なのではないかと考えるようになってしまいました。
このネガティヴな連鎖から脱したいです。
飯伏選手はネガティヴな気持ちになってしまうときはありますか？
またその時にはどうやってそこから脱していますか？

飯伏　ちょっと前の話とつながりますけど、「真逆のことをやる」っていう部分で、いまやってることから離れた方がいいですね。もし、ボクが就職活動をしていて落ち続けたら、一旦、就職活動をやめます。

――いったんやめる！ そこから、真逆のことをやることで流れが変わると。

飯伏　そうですね。たとえば、やりたい仕事があるのであれば、一度それとは向き合わず違う方向を向くと、絶対に心のどこかで「やりたい仕事につきたい」っていう気持ちが残っていると思うので、最終的にはそこへ向かっていくんですよ。なので、遠回りしてるようで、じつはそれが一番近い方法なんですよ。

――なるほど。

飯伏　そうすると、結果的に行きたい会社に就職できるんですよ。仮に、やりたい仕事から離れて違う会社に就職しても、それはそれで正解であって、何も考える必要はないと思いますね。ただ、いまは方向転換をした方がいいと思います。たぶん、いまは就職活動に一直線になっていると思うので、いったんそれはやめた方がいいと思います。

――まずは、就職活動から少し距離を取った方がいいわけですね。

飯伏　ただ、それは中途半端に就職活動から離れるんじゃなくて、3ヵ月とかでもいいと思うので、バッサリと離れた方がいいと思います。もちろん、その期間も絶対に生きてるわけですから、何かしらの行動をとるので、たとえばその期間にバイトをしてみたら、「この仕事、おもしろいな」とか、新しいものが見えてくるはずなんですよ。なので、一回、立ち切った方がいいです。必ず、アナタに合った仕事に出会えますよ。