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(C)BOATRACE

予備動作で読まれてしまう

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「練習から手を振る動作をやめないといけない」。
これは、ジュビロ磐田の前身『ヤマハ発動機サッカー部』時代に活躍していた元ゴールキーパー・大石恭正氏のことば。サッカー王国静岡を代表するチームは今、J2リーグ5位と苦しんでいるが兆しは見えてきた。

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「キーパーは、シュートしようとする選手に動きを読まれてはいけない。ジャンプする前に手を後ろに振る動作をすると、跳ぶタイミングだけでなく方向や高さまでバレてしまいます。準備運動の段階から気をつけないと実戦でやられてしまう…」という。

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この手を振るような動きをスポーツ界では『予備動作』という。

『予備動作なしでいかに動くか…』というのは大きなテーマであるが、これは武道の世界に古来から伝わっている。
『気配を消す』のである。気配が感じられれば相手は身構えるし、先に対応しようとする。気配が感じられなければ、動きだしようがない。あるいはヤマ勘で先に動きだすかもしれない。
勝敗を分ける重要要素である。

ヴィクトリーナ姫路(女子プロバレーボール・Vリーグ)で4年間監督を務め、今年から副社長に就任している“世界最小最強セッター”竹下佳江さんが現役時代、そうであった。相手チームに情報を与えなかったのだ。レシーブボールの下に入った瞬間、竹下さんは『ゼロ』の状態になる。『予備動作』がまったくなくなるのだ。
だから、相手はどこをどのタイミングでブロックすればいいか分かりづらかった。トス(セット)で相手をほんろうすることができたのだった。

ただ、これには『諸刃の剣』的な問題もあった。
相手が分からないということは、場合によっては味方も分からない…、という問題である。
全日本クラスでは十分機能した『ゼロ』の状態も、Vリーグの自チームでは若手を惑わすことになった。竹下の出方が分からずアタックのタイミングがズレてしまうのだった。
スポーツは実に奥が深い。

さて、ボートレースである。
選手からは「不意打ちをくらった」とか「見えないところから来た」とか「来たと思った時には遅かった」などの反省をしばしば聞く。つまりレーサーも気配を消そうとしている。
鼻息荒く戦うだけが勝負ではないことがみえてくる。

レース観戦の折、選手にだまされるケースがあったら喜びたい。観ている側も実戦に取り込まれているということになるからだ。

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