8月7日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第7回戦は、3対2で北海道日本ハムが勝利。カード戦績を3勝1敗とした。

　北海道日本ハムは4回裏、1死から3番・近藤健介選手が右中間へ2号ソロをたたき込み、1点を先制する。さらに6回裏には、先頭の9番・石井一成選手が二塁打で出塁し、犠打や死球で1死1、3塁とすると、近藤選手の2点適時二塁打で3点差に突き放した。

　先発の杉浦稔大投手は、6回まで1安打に抑える圧巻の投球を披露。7回表に3四球で満塁のピンチを招いたが、落ち着いた投球で後続を打ち取り、7回1安打4四球6奪三振無失点でマウンドを後に託した。

　3点リードの8回表を宮西尚生投手が3者凡退で締めると、9回表は守護神・秋吉亮投手がマウンドへ。2死から栗山巧選手の適時打で1点を失うと、続く森友哉選手に四球を与えたところで降板、後を受けた堀瑞輝投手も2四球で1点を失ったが、なんとかリードを守り抜き、3対2で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、先発の杉浦投手が7回無失点の好投で4勝目をマーク。打線では近藤選手が3安打3打点の活躍を見せた。一方、敗れた埼玉西武は、先発したニール投手が6回4安打1本塁打2四死球3失点の内容で2敗目。打線は最終回に反撃を見せたが、後一歩及ばなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００００００２ ２
日 ０００１０２００Ｘ ３

西 ●ニール-森脇亮介-佐野泰雄
日 ○杉浦稔大-宮西尚生-秋吉亮-S堀瑞輝

文・高橋優奈