実力馬が多数参戦! エルムSを分析する
【 2019/8/11 札幌11R エルムステークス(G3) 1着 4番 モズアトラクション(2番人気)】
人気別成績
■表1 【人気別成績】
年齢別成績
■表2 【年齢別成績】
枠番別成績
■表3 【枠番別成績】
前走クラス別成績
■表4 【前走クラス別成績】
前走オープン特別からの3着以内好走馬
■表5 【前走オープン特別からの3着以内好走馬】
前走中央G3からの3着以内好走馬
■表6 【前走中央G3からの3着以内好走馬】
前走地方競馬からの3着以内好走馬
■表7 【前走地方競馬からの3着以内好走馬】
【結論】
オープン特別組ではほかに、ここ2年の本競走1、2着と好相性のハイランドピークにもチャンスがある。昨年は前走・大沼Sで6着に敗れ、オープン特別組の好走条件からは外れながらも2着に好走した。年齢をひとつ重ね6歳になった点は割引が必要でも(表2)、今年は大沼Sを3着にまとめており相殺できそうだ。
一方、中央G3組(表6)は前走平安S出走馬が不在で、プロキオンS組にはダート1700〜1800mの重賞で好走歴を持つ馬がいない。また、今回上位人気が予想されるアンタレスSの1、2着馬、ウェスタールンドとアナザートゥルースは重賞実績こそクリアするものの、そのアンタレスS組は過去5年【0.0.0.4】(2017年モンドクラッセ3番人気10着など)に終わっている。それぞれ8歳、6歳という年齢も減点材料となり、データからは強く推しづらい。
文:浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。
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