【新日本プロレス】なんとあの飯伏幸太選手が本気で『人生相談』にチャレンジ!

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

新企画『新日本プロレスの選手に人生相談!』がついに始動! 記念すべき第1弾のゲストは飯伏幸太選手!

SNSでも「本気で返しますね!!」と熱い意気込みを語った飯伏選手が、皆様からのご相談に真剣回答!
※全3部構成の予定となっております。

※以下、インタビューの「序盤部分(※一部抜粋)」をSportsnaviで無料公開!


――飯伏選手、新企画の第1弾ゲストとしてご参加いただき、ありがとうございます。Twitterで「本気で返しますね!!」という強い意気込みを語っていただきました。

飯伏 文字通り、本気で返しますよ(ニヤリ)。ただ、ボクの経験のもと、ハッキリと言いますよ。真剣に答えるので、シリアスになるかもしれないですし、もしかしたら冷たく感じる部分もあるかもしれないですけど、そこはご容赦いただきたいですね。

――改めて、熱い意気込みありがとうございます。ちなみに、飯伏選手は人生相談を受けるタイプですか?

飯伏 ボクはキャラクター的にそういう相談を受けることはあまりないんですけど、昔からの友達や、ホントのボクを知ってる人は、結構、相談をしてきてくれますね。だから、得意ではあります。

●かにさん(13歳・女性)
私の夢はプロレスラーです。でも親にも友達にも詳しくは言えてません…夢の為に色々始めたい事があるのですが親に言えないので始められません…。
でも母はもしなると言ったら反対するかもと言われたので言い難いです…。
そして自分は運動神経がいい訳じゃなくて…。
どんな風に打ち明けたらいいでしょうか…。


飯伏 まず、打ち明けたいことを相談したいのか、プロレスラーになりたいということを相談したいのかっていうことで答えは変わってくるんですけど、プロレスラーになりたいのであれば、そもそも打ち明けなくていいと思います。

――と言いますと。

飯伏 ホントに本気でプロレスラーになりたいのであれば、親にも言えると思いますし、まずは行動から起こすと思いますので、もう履歴書を送った方がいいんじゃないですか?

――それは13歳の女性という部分を気にすることはないと。

飯伏 気にすることはないですよ。ちょっと無責任に聞こえるかもしれないですけど、ボクは「プロレスラーになりたい」っていうことだけを真剣に考えて発言しているので、あとは本人が努力して行動に移すのみだと思います。

――改めてですが、このご相談に回答するなら、「打ち明ける必要はない」ということでよろしいですか?

飯伏 ええ。まずは打ち明ける前に行動に移すことですね。やっぱり、打ち明けることで、親を説得するっていう段階を挟むことになるので、もう「プロレスラーになる」っていう目的があるわけですから、直接そっちに向かって行った方がいいですよ。

――ご相談者からは「自分は運動神経がいい訳じゃなくて…」という言葉もありますが。

飯伏 運動神経はまったく関係ないです(キッパリ)。

――あ、まったく関係ないですか。

飯伏 ええ。ボクもこの世界でいろんな人を見てきましたけど、運動神経がいいから強くなるとか魅せられるとかではないですよ。ボクのなかで運動神経っていうのはプロレスのなかの一つの表現方法なだけであって、ボクはたまたま身体能力が多少高かった分、それを一つの表現方法にしているだけであって、それは自分のなかでも100分の1程度にしかすぎないです!違うモノで魅せてる人もたくさんいるので、そこはまったく気にすることはないです。

●ひるねこさん(23歳・女性)からのご相談
子供の頃から人見知りで、人と話す時に緊張して頭が真っ白になり声も出ず、面接など形式の決まった場ではまともな対応が出来なくて困っています。
どうしたら緊張せずに落ち着いて話せるでしょうか。


飯伏 まず、緊張することを意識すると、より緊張してしまうと思うんですよ。それは相手のこと、自分のことを考え過ぎるから緊張するのであって、あまりその部分を考えない方がいいんじゃないかなと思いますね。

――飯伏選手は緊張する方ですか?

飯伏 ボクはもともと人見知りだったので、そういう気持ちがわかるんですけど、いまはそういうものがなくなりましたね。

――飯伏選手は先ほどおっしゃったやり方で克服されたんですか?

飯伏 そうですね。まずは深く考えない。ただ、それはいい意味で、相手のことも自分のことも深く考えないっていうことで、自分の場合、この方法で人見知りを克服しましたね。

――なるほど。

飯伏 やっぱり、一つ一つの言葉に対して深く考えると、「いま、相手はどう思ってるんだろう?」とか不安な気持ちになって、どんどん緊張してマイナスな方向にいってしまうので、まずは「深く考えない」っていうことが大事ですね。これを積み重ねていけば、きっと克服できますよ。

●スズポンさん(35歳・男性)
好きな人のことを好きすぎて、照れてなかなか思いが伝えられません。
どうすればいいですか?


飯伏 人っていつかは“終わる”わけですよ。もちろん、時間というのは過ぎていくものなので、もったいないと思いますよ。この方は失敗を恐れて告白できないのかなって感じるんですけど、そこもあまり深く考えずにいくべきだと思います。

――飯伏選手もこういう経験はありますか?

飯伏 ボクは告白をしたことがないんですけど、もしいまホントに好きな女性ができたら、自分から告白できると思いますね。その代わり、そこまでに“段階”は踏みますよ。相手になんとか自分を好きになってもらうための行動をとって、「これ以上の方法がない」っていうところまできた時に、やっと告白をしますね。

――もしかしたら、この方も相手の方と距離を縮めることが大事かもしれませんね。

飯伏 それは大事だと思いますよ。ただ、人っていうのはいつどうなるかわからないので、今後、40歳、50歳、60歳になったら、きっとこの話はなくなるので、気持ちを伝えるのはできるだけ早い方がいいですよ。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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