セレッソ大阪【J1リーグ第7節 鳥栖 vs C大阪】先制を許す苦しい展開も、坂元のJ1初ゴールで同点に。総力戦で掴んだ価値ある勝点1
【CEREZO OSAKA】
その後は、第3節・清水エスパルス戦以来の先発となった柿谷曜一朗が華麗なステップからゴールに迫るなど、セレッソも相手の激しいプレスをかいくぐってチャンスを作るが、思うように高い位置までボールを運べず、これまでの試合に比べると、ビルドアップで苦しんだ前半となった。
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今季2度目となる先制点を与えたセレッソ。72分、ロティーナ監督は鈴木孝司、奥埜博亮、小池裕太の3人を同時に投入。すると、交代で入った彼らが流れを呼び込む。74分、松田のクロスを奥埜がフリックして決定機を作りかけると、75分、木本恭生のパスを鈴木が収め、DFを引き付けて柔らかなタッチで坂元に落とすと、坂元が中に切れ込んで左足一閃。見事な弾道のシュートが突き刺さり、セレッソが同点に追いついた。坂元にとっては、これが加入後、さらには嬉しいJ1での初ゴールとなった。
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すると、終了間際、CKから肝を冷やすピンチも招いたが、相手のシュートを再び松田が体を張って阻止。逆転ゴールは許さず、試合は終了した。重たい内容となった立ち上がりから、徐々に内容を高めていき、後半は選手も入れ替えつつ活性化させ、総力戦で掴んだ勝点1。チームの底上げにもつながったこの一戦を、今後のシーズンにつなげていきたい。
(文=小田尚史)
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