7月19日、札幌ドームで北海道日本ハムと千葉ロッテの第6回戦が14時から行われる。18日の試合では、投打がかみ合った千葉ロッテが5対2で勝利を収めている。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝3敗
千葉ロッテ→3勝2敗

【北海道日本ハム】河野竜生投手 3試合0勝2敗 16.1回 8奪三振、防御率3.86
【千葉ロッテ】有吉優樹投手 2試合1勝0敗 8回 5奪三振、防御率2.25

　北海道日本ハムの先発は河野竜生投手。前回登板では8回途中8安打2失点と粘りの投球を披露したものの、援護に恵まれずプロ1勝目を手にすることが出来なかった。今試合こそ初勝利を手にするために、安定した投球で千葉ロッテ打線を抑え込みたい。打線は、渡邉諒選手がカギを握るだろう。18日の試合では2回裏に一時勝ち越しとなる今季1号ソロをバックスクリーン左にたたき込んだ。この一打を機に、状態を上げていけるか。

　対する千葉ロッテは有吉優樹投手が先発マウンドに上がる。前回登板の埼玉西武戦では、6回5安打2失点で2018年以来の白星を挙げている。今試合でもテンポの良い投球でチームに勝利を引き寄せられるか。打線は、柿沼友哉選手に注目。18日の試合では4回表に貴重な勝ち越し打を放ったことに加え、快投を見せた種市投手を好リードでサポートするなど、勝利に大きく貢献した。今試合でも攻守にわたる躍動に期待したい。

　7月19日、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと埼玉西武の第5回戦が13時から行われる。18日の試合は埼玉西武が4対3で接戦を制した。カード勝ち越しをかけた一戦はどのような展開を見せるのか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→2勝2敗
埼玉西武→2勝2敗

【楽天イーグルス】岸孝之投手 2試合1勝0敗 10回 10奪三振、防御率4.50
【埼玉西武】榎田大樹投手 今季初登板

　楽天イーグルスの先発は岸孝之投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では負けこそつかなかったものの、5回4失点と試合をつくれずチームも敗戦した。この試合では勝ちを呼び込む投球をできるか。打線は茂木栄五郎選手に注目。18日の試合で先頭打者本塁打となる3号ソロを放つなど、埼玉西武戦ではここまで5割を超える打率を記録。キャプテンとしても1番打者としても、打線をけん引したい。

　対する埼玉西武の先発は榎田大樹投手。今季は一軍での登板機会をなかなか得られずにいたが、二軍では3試合に登板し、2勝0敗で防御率は0.47と好成績を収めている。先発陣が苦しむ埼玉西武を助ける投球ができるか。打線は前試合で同点3ランを放った主砲の山川穂高選手に期待したい。今季は打率.257も、四死球で歩く場面が多く出塁率は.451。打てる場面で確実にしとめられるかが鍵になりそうだ。

　7月19日、京セラドーム大阪でオリックスと福岡ソフトバンクの第5回戦が13時から行われる。18日の試合は両軍の先発が好投を見せた投手戦を福岡ソフトバンクが2対1で制し、カード勝ち越しを決めている。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝4敗
福岡ソフトバンク→4勝1敗

【オリックス】山本由伸投手 4試合3勝0敗 29.2回 30奪三振、防御率1.82
【福岡ソフトバンク】二保旭投手 4試合1勝2敗 18.1回 8奪三振、防御率7.36

　オリックスの先発は山本由伸投手。前回登板の北海道日本ハム戦では9回4安打13奪三振1失点と圧巻の投球で今季のパ・リーグ初の完投勝利を挙げた。4連勝をかけたこのマウンドでも持ち味を発揮できるか。打線は18日にチーム唯一の得点となるソロ本塁打を放った若月健矢選手の活躍に期待したい。今カードの負け越しは決まったが、福岡ソフトバンクに一矢報いることはできるか。

　対する福岡ソフトバンクの先発は二保旭投手。前回登板の楽天戦で序盤に4失点も、7回を投げ抜き今季初勝利を手に入れた。今季はここまで失点が目立っているが、この試合では安定した投球を見せられるか。打線は柳田悠岐選手に注目。18日の試合では京セラドーム大阪の天井にある照明に当たる鮮烈な一打を放った。今季は四球で歩かされる場面も多いが、打率も3割を超えるなどその打撃からは目が離せない。

　ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでは、北海道日本ハムと横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦、第4回戦が行われる。雨により2日続けて試合が中止となったが、北海道日本ハムは育成ルーキー・樋口龍之介選手が7月の8試合全てでヒットを記録している。観客を迎えての一戦目でも、思い切りのある打撃を見せたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝1敗
横浜DeNA→1勝2敗

　ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉では、楽天と東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。18日の試合では村林一輝選手が逆転弾を放つなど、連日の活躍が光っている。今試合でもチームの勝利に貢献するプレーでアピールできるか。

【今季対戦成績】
楽天→2勝0敗
東京ヤクルト→0勝2敗

　オセアンバファローズスタジアム舞洲ではオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第5回戦が行われる。18日の試合ではルーキーの勝俣翔貴選手が3安打3打点と活躍を見せた。もう一度一軍の舞台に立つためにも、連日の活躍となるか。

【今季対戦成績】
オリックス→3勝1敗
中日→1勝3敗

「パ・リーグ インサイト」編集部