【サーフィン】シャークアタックで17歳のサーファーが死亡、オーストラリアで再び

チーム・協会

【© WSL】

コロナ禍の中でも比較的サーフィンしやすく、ケリー・スレーターも滞在しているオーストラリアでシャークアタックにより17歳の若いサーファーの命が奪われることに…。

場所は6月上旬にもシャークアタックによる死者が出たNSW州東海岸の中部。
前回事故があったキングスクリフ南に位置するソルトビーチから約200km北部、波の宝庫であるヤンバとコフスハーバーの間に位置する小さな町ウーリー。

ABC Newsによると7月11日の午後2時半前にヘッドランド付近でサーフィンしていた15歳のサーファーがサメに足を噛まれ、数人のサーファーの助けにより岸に戻った後にレスキュー隊が心肺蘇生を行ったが、残念ながらその場で死亡が確認されたとのこと…。

ウーリや周辺のディガーズキャンプ、ミニウォーターなどがシャークアタックの後に閉鎖された。

そもそもこの周辺はシャークアタックが多く、2015年にはバリナで日本人サーファーが亡くなっている。
ヘリやドローンを使用しての監視や、サメにGPSをつけて管理などは行っているそうだが、どの対策も100%ではなく、今回2ヶ月続けて悲しい事故が発生した。

このエリアはオーストラリアの中でも手つかずの自然、ビーチフロントのキャンプ場、混雑とは無縁のビーチブレイクなどの条件が揃い、のんびりとフリーサーフィンを楽しみたいサーファーには人気のスポットである。

執筆:THE SURF NEWS編集部
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