【UFC】マスヴィダルが粘るもウスマンが圧倒してタイトル防衛

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【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間7月12日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設されたUFCファイトアイランドを舞台にUFC 251が開催され、メインイベントでウェルター級王者カマル・ウスマンが挑戦者ホルヘ・マスヴィダルを迎えて防衛戦に挑んだ。

直前のオファーでタイトルマッチに挑むことになったマスヴィダルは持久力が懸念されていたものの、終わってみれば5ラウンドを戦い抜くタフネスさを見せつけた。しかしながら、試合はウスマンが王者の戦いぶりで圧倒し、ユナニマス判定でタイトル防衛を成功させている。

【メインイベント】
ウェルター級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○カマル・ウスマン vs. ホルヘ・マスヴィダル●
判定3-0(50-45、50-45、49-46)

カマル・ウスマン

「ゲームブレッド(マスヴィダルの愛称)は最大で最恐なやつだ。6日間でギアを変えないといけなかった。直前のオファーを受けてくれたから今回の試合が実現したとは思っているけど、あいつは準備していたんだ。そういうやつらはみんな、たった1人を想定して準備している。それが、山のてっぺんにいる俺だ。気持ちの切り替えも必要だった。ギルバートを想定してトレーニングしていたのに、完全に別のゲームプランになったとか、今回の試合に向けていろんなことがあったけど、でも言い訳はなしだ。ゲームブレッドはタフだし、それを証明してみせた。強烈なエルボーを食らっても立ち上がり続け、戦い続けた。あきらめないんだ。ホルヘはタフなやつで、それに関してはすごいと思う。ゲームブレッドと呼ばれるのには理由があるってことだ。あいつはいつも戦うためのゲームを持っている。俺の方が上のレベルなだけさ。俺の方が武器はある。必要とあらばそれを持ち出して生かせる。俺は山の頂点にいる。俺がチャンピオンだ。誰もが俺を見ている。だから、コンテンダーが途切れるなんてことは絶対にない。何よりもまず、ずっとトレーニングしてきたし、2月から練習しているんだ。予定では今回の試合が4月のはずだったからね。でも、その後、5月になって6月になって、実現せず。娘からずっと休暇に連れて行ってくれって言われているんだ。旅行ができるように世界がもとに戻ってくれることを願っている」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

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