【UFC】ボルカノフスキーが防衛成功! ホロウェイは2連敗

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【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間7月12日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設されたUFCファイトアイランドを舞台にUFC 251が開催され、セミメインイベントでは王者アレックス・ボルカノフスキーと元王者マックス・ホロウェイがフェザー級王座をかけて激突した。

リベンジを狙うホロウェイが序盤こそペースを握っていたかに思われたが、第3ラウンド以降はボルカノフスキーが盛り返し、徐々にホロウェイを追い込んでいく。フルラウンドにもつれ込んだ決戦はスプリット判定でボルカノフスキーに軍配が上がり、王座防衛を果たすと同時にホロウェイに2連敗を味わわせている。

【セミメインイベント】
フェザー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○アレックス・ボルカノフスキー vs. マックス・ホロウェイ●
判定2-1(48-47、47-48、48-47)

アレックス・ボルカノフスキー

「タフな試合だった。あいつは立ったまま、後ろになんて下がりゃしない。序盤のラウンドは手こずらされたよ。思ったほどケリを生かせなかったけど、仕事は果たした。それが一番だ。2ラウンドずつ取って最終ラウンドに突入するだろうなと思っていたし、最後のラウンドは俺が取るつもりでもいた。フィニッシュしたかったけどな。向こうだってフィニッシュを狙っていた。残念なことに、お互い果たせなかった。判定で俺が勝ち、それが大事。俺はわりとオールラウンダーなファイターだ。前回の試合からまだ足が完全ではなくて右のケリはほとんど使っていない。やってみたけど、これは使えないなと。そうしたら、左足もやばくなったけど、使い続けている限り痛みは感じないとも思っていた。あいつはタフだ。ゲームもうまい。俺たち2人ともハードワーカーだけど、俺は仕事を果たした。マックスには尊敬しかない。いろいろ言い合ったけど、きっと俺と同じようなことをやろうとしていただけだろう。これはファイトゲームだ。最悪の事態に備える。早めにフィニッシュしたかった。それはできなかったけど、仕事はきっちりやったぞ。短期のキャンプで、お互いに短いキャンプだったから、言い訳はなしだ。向こうはうまくアジャストしていたところもあったから、それに慣れるのに少し時間がかかった。最終的には対応したけどな。最初の2ラウンドはきつかったけど、最後の3つを取ったし、今回の試合では自分の武器をすべて使ったから、マックス・ホロウェイというファイターがどんなタイプのやつかというのが分かったはずだ。もちろん、(今年中に)もう一度試合がしたい。アクティブでいたいんだ。コンテンダーを追い求めるようなチャンピオンでいたい。この階級は試合を控えているやつが多いから、一人ひとりに注目している。一番のコンテンダーとやりたいからね。俺はそれを希望している。オーストラリアのみんなに、応援してくれてありがとう」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

【メインカード】
バンタム級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○ピョートル・ヤン vs. ジョゼ・アルド●
5ラウンド(3分24秒)TKO

ピョートル・ヤン

「きつい試合になるとは予想していた。足を蹴られてスタンスを変えざるを得なかった。だから少し自分の試合に持ち込めなかった。世界がすごい状況の中で今回の試合の準備をしてきたんだ。世界が閉鎖されているのに、俺たちは必死に準備している。アルドはレジェンド。彼に対しては尊敬しかない。序盤はプレッシャーをかけていきたくて、相手を疲れさせてから、第3ラウンド以降に攻撃し始めようと思っていた。まさにその通りにできたと思う。最初と2つ目のラウンドは向こうがハードなパンチやローキックを入れてきた。俺は待ってプレッシャーをかけにいったんだ。2ラウンド目以降はこっちの番。いいノックアウトだったね。気に入ったよ。この階級のトップ5はものすごくタフなファイターばかりだ。ナンバー1のコンテンダーはアルジャメイン・スターリング。俺は誰とでも戦う。好きだからね、これが俺の仕事だ」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●ジェシカ・アンドラージ vs. ローズ・ナマユナス○
判定2-1(29-28、28-29、28-29)

ローズ・ナマユナス

「おもしろかったわ。ちょっと放心状態だけど。これがすべて。試合の序盤はとてもうまくやれていたんだけど、その後、彼女がやけくそボタンか何かを押したように投げ捨て始めた。何度か捕まったけど、強くいられたから。最初の方はすごくうまくいったからそれが一番。そこからはテクニックもフィジカルもすべて(しっかりまとめて)、自分がやっていることをまた大好きになった。これがすべてよ。またすぐに試合がしたい。でも、まずは鼻の状態を確認してからね」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○アマンダ・ヒバス vs. ペイジ・ヴァンザント●
1ラウンド(2分21秒)サブミッション(アームバー)

アマンダ・ヒバス

「ここで戦うチャンスをくれたUFCに感謝しているわ。誰が相手だろうと感けない。大事なのは人生で何をするか。私は小さな街でトレーニングしているし、大きなジムで練習に励む彼女のような相手に勝つなんて誰も思ってなかったわ。でも、私には強い気持ちがある。この試合のためにすべてのエネルギーを出してベストを尽くした。本当にうれしい。エネルギーは満ちているし、勝利もできた。オクタゴンに父と兄弟がいてくれたから、泣きそうになったわ。心の中ではいろんな感情があって。自分の柔術を見せられてよかった。もし次に女子ストロー級で戦うなら、マリナ・ロドリゲスとカーラ・エスパルザの勝った方がいいわ。UFCがまた女子フライ級でってことなら、トップ10かトップ15の誰かとやりたい。さ、チョコレートを食べる時間よ」
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