ロドリゲスがサヨナラ3ラン! 9回裏2死からオリックスが劇的勝利を飾る【7/10試合結果】

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 7月10日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第4回戦は、4対3でオリックスが勝利。2点ビハインドで迎えた9回裏2死から逆転し、見事なサヨナラ勝利を飾った。

 北海道日本ハムの先発は開幕から3連敗中の有原航平投手。この試合では、7回までオリックス打線をわずか2安打に抑え込みむ快投を披露。結果的には7回95球2安打7奪三振1四球無失点の好投で、勝ち投手の権利を持ってマウンドを後に託した。

 打線は2回表、2死1,3塁の場面で9番・中島卓也選手が適時内野安打を放ち、1点を先取。6回表には、5番・渡邉諒選手が内野安打で出塁すると、7番・ビヤヌエバ選手が移籍後初本塁打となる1号2ランをスタンドに運び、スコアを3対0とした。

 8回裏、2番手の宮西尚生投手が連打からピンチを招くと、失策の間に1失点。なおもピンチの場面で大城滉二選手に鋭い打球を飛ばされたが、ここは左翼手の近藤健介選手が好捕。走者も戻れずダブルプレーとなりリードを守った。

 2点を追うオリックスは9回表、4番手の山田修義投手が1死満塁のピンチを招いたが、なんとか無失点に。最終9回裏は、北海道日本ハムの守護神・秋吉亮投手の前に簡単に2死とされたが、4番・ジョーンズ選手、5番・T-岡田選手が四球で出塁し、チャンスメイク。一発出れば逆転の場面で打席に立った6番・ロドリゲス選手は2ストライクからの4球目を振り抜くと、打球は観客が待つレフトスタンドへ飛び込み、4対3で試合終了。

 勝利したオリックスは、先発の榊原翼投手が5.1回7安打4奪三振4四球3失点と課題が残る登板に。後を受けたリリーフ陣が要所を締める投球でつなぐと、9回裏にロドリゲス選手の4号3ランでサヨナラ勝利を収めた。敗れた北海道日本ハムは、先発の有原投手が7回無失点の好投も、リリーフ陣が4失点と崩れ、今季初勝利とはならなかった。

  123456789  計
日 010002000  3
オ 000000013X 4

日 有原航平-宮西尚生-●秋吉亮
オ 榊原翼-吉田一将-K-鈴木-○山田修義

文・下村琴葉
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