【新日本プロレス】ロッキーに直撃!Lion’sBreakCollisionとは?

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【新日本プロレスリング株式会社】

いよいよアメリカでも大会が再開! 次世代の才能にスポットライトをあてる『Lion’s Break』が、配信のみの大会『Lion’s Break Collision』 としてアメリカで開催! 4週連続で新日本プロレスワールドでの配信が決定!

毎週土曜11時から配信されるこの大会のスタートを前にして、いったいどんな大会になりそうなのか? 現地のロッキー・ロメロ選手に直撃!

■この『Lion’s Break Collision』のコンセプトは「誰が一歩前へ進めるか?」だ。

【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、ロッキー・ロメロ選手。もうすぐアメリカ初の配信限定大会『Lion’s Break Collision』が始まりますね。

ロッキー そのとおり! 毎週、新日本プロレスワールドで配信されるんだ。

――新日本が日本で普段行っているような大会シリーズのコンセプトとはまた違う感じですね。

ロッキー そうなんだよ。この『Lion’s Break Collision』のコンセプトは「誰が一歩前へ進めるか?」だ。このアイデアは、日本で開催されてきた『Lion’s Gate Project』を基に作られたんだ。

――以前の『Lion’s Gate Project』は、ヤングライオンや他団体のレスラーたちが自分たちよりも有名なレスラーたちに立ち向かう試合が中心の大会で、小規模な会場で開催されていました。

ロッキー そのとおりだ。そして今回は、もちろん少人数のスタッフと出場レスラーたちにとどめるっていう制限もある。その制限の中で、LA道場からはカール・フレドリックス、アレックス・コグリン、クラーク・コナーズの他にも道場のキャンプでシバタ(柴田勝頼)とニュージャパンがポテンシャルを見出したレスラーたちも『Lion’s Break Collision』に参戦する。

――道場生ではないけどLA道場が認めるポテンシャルを持っているレスラー達だと。

ロッキー もしかしたら、彼らはまだヤングライオンになる準備は出来ていなかったかもしれない。それか、LA道場ですべてを一から始めるにはあまりにも経験値が高すぎるのかもしれないね。どっちにしろ、彼らは自分の能力を世界に見せつける機会を与えたくなるくらい輝いているってことだ。

俺たちの大会には必要最小限のスタッフと出場レスラーしかいないし、ちゃんとソーシャルディスタンスを取って行動しているんだ

【新日本プロレスリング株式会社】

――日本で開催された数々の大会とは見た目も違う形で放送されますか。

ロッキー そうだね。まさに、スタジオでプロレスをやっている風に見えると思う。

――1980年代のアメリカで活動していたプロレス団体は、インタビュースペースとリングのエリアが繋がっているシンプルなスタジオで毎週プロレスを放送していました。

ロッキー それから、いつもはウェブサイト、YouTube、新日本プロレスワールドでバックステージコメントがアップされるのを皆待っていると思うけど、ここでは試合後のコメントも番組内で配信されるんだ・

――すぐにレスラーのコメントが観れますか。

ロッキー それに、ケビン・ケリーとレスラーたちとのリモートインタビューも配信される。このインタビューを通して、その週闘われる一つ一つの試合のバックグラウンドがわかるんだ。

――新日本は配信限定の大会を開催するにあたって新型コロナウイルスの予防処置を公表しています。『Lion’s Break Collision』を企画する時、新日本のアメリカ支社と日本の事務所間で頻繁なコミュニケーションはありましたか?

ロッキー コミュニケーションは常にシッカリ取っていたよ。みんなにとって初めてのことだったからね。他の団体の大会を観て、何がうまくいって何がうまくいかなかったのかも学んだんだ。ニュージャパンのアメリカのオフィスは、日本のオフィスみたいに地元の政府とも直にやり取りしている。結局のところ、問題が起きるのを防ぐ一番賢い方法は検査をしたり、自主隔離をすることだ。だから、俺たちの大会には必要最小限のスタッフと出場レスラーしかいないし、ちゃんとソーシャルディスタンスを取って行動しているんだ。

俺は、カールはオカダにすごく似ていると思うんだ。ニュージャパンを引っ張っていこうっていう気概が強い。

【新日本プロレスリング株式会社】

――『Lion’s Break Collision』では新しいレスラーたちも出場しますが、カール・フレドリックス選手に注目が集まりそうですね。ヤングライオンから新しい姿に変わっていくカール選手についてロッキー選手はどうお考えですか?

ロッキー この数か月、彼が変わっていくのを見ているけど、本当に驚かされるよ。俺は、カールはオカダ(・カズチカ)にすごく似ていると思うんだ。

――新日本を代表するスーパースターのオカダ選手に似てますか!?

ロッキー 彼は、ニュージャパンを引っ張っていこうっていう気概が強いんだ。すごく自身に満ち溢れているし、あんな風になれるレスラーはそう多くない。そんな簡単なことじゃないしね。

――全力で打ち込む準備が出来ているんですね。

ロッキー そうだね。それから、彼の中にシバタの要素がたくさん見える気がする。このへんはいずれみんなにもわかると思う。まずは、『Lion’s Break Collision』の第1回を楽しみにしていてくれ!


★配信日程
●『Lion’s Break Collision #1』  
 日本時間:7月04日(土)午前11時
 ※アメリカ時間:7月3日(金)10:00PM(ET)

●『Lion’s Break Collision #2』  
 日本時間:7月11日(土)午前11時
 ※アメリカ時間・7月10日(金)10:00PM(ET)

●『Lion’s Break Collision #3』  
 日本時間:7月18日(土)午前11時
 ※アメリカ時間:7月17日(金)10:00PM(ET)

●『Lion’s Break Collision #4』  
 日本時間:7月25日(土)午前11時
 ※アメリカ時間7月24日(金)10:00PM(ET)


★出場選手
ジェフ・コブ
カール・フレドリックス
アレックス・コグリン
クラーク・コナーズ
ロッキー・ロメロ
トム・ローラー (初出場)
ミステリオッソ
ラスト・テイラー(初出場)
TJP
ダニー・ライムライト (初出場)
THE DKC (初出場)
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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