アルバロ・モラタ、意外と知られていない5つの情報
【(C)LaLiga】
2019年に加入するまでアトレティコ・マドリーのトップチームでプレーすることはなく、レアル・マドリー出身の選手として名を挙げたモラタだが、幼少時は熱烈なアトレティコファンだった。実際、少年時代はアトレティコの下部組織に所属し、旧スタジアムのビセンテ・カルデロンでボールボーイをやっていたこともある。なおレアル・マドリーの下部組織に加入する前にはヘタフェのユースチームでも1シーズンプレーしていた。
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モラタのようにライバルクラブを行き来するキャリアは珍しいが、現在のアトレティコには他にもレアル・マドリーでの過去を持つ選手がいる。今では腕にエムブレムのタトゥーを入れるほどアトレティコ一色に染まっているサウール・ニゲスもその一人で、12歳から14歳までレアル・マドリーの下部組織に所属していた。
今季加入したマルコス・ジョレンテとマリオ・エルモソもそうだ。ジョレンテは大叔父のパコ・ヘントをはじめ、父親や叔父もレアル・マドリーで活躍したエリート一家の出身。エルモソは11歳からレアル・マドリーの下部組織でプレーし、トップチームデビューに至った生え抜き選手だ。第2GKのアントニオ・アダンも2013年に退団するまで、16年間もレアル・マドリーに在籍している。
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モラタは2014年に頭を丸刈りにしたことがあるが、それは癌患者の子供たちに向けた行為だった。癌患者と知り合った際、モラタのような髪型にしてみたいという子供の声を聞いたモラタは、自身が彼らと同じ髪型にすることを決心。奇しくもヘアースタイルを変えて臨んだ最初の試合では、キャリア最高のゴールの一つを決めている。
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ヨーロッパ有数のストライカーとして知られ、スペイン代表として33試合に出場し17ゴールを挙げてきたにもかかわらず、驚くべきことに彼はまだワールドカップの舞台でプレーしたことがない。代表デビューは2014年大会の後で、2018年大会には招集されなかった。これまで出場した唯一のビッグイベントはEURO2016で、チーム最多の3ゴールを記録してベスト8進出に貢献している。
5.クロワッサンが大好き?
モラタは「マノリートス」という一口サイズのクロワッサンで知られるカフェチェーン店に出資している、投資家の側面を持っている。レアル・マドリーでプレーしていた2017年、アトレティコとのダービーでディエゴ・シメオネ監督と会話している姿が目撃された際、一部メディアはアトレティコ移籍の可能性を報じた。だが実際はクロワッサンが欲しいとシメオネに言われただけだと、後にモラタは明かしている。
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