6月28日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテとオリックスの第6回戦が14時から行われる。27日の試合は延長戦の末、ドラフト2位ルーキー・佐藤都志也選手がプロ初安打となるサヨナラ打を放った千葉ロッテが勝利。前カードからの連勝を「7」に伸ばした。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→5勝0敗
オリックス→0勝5敗

【千葉ロッテ】美馬学投手 1試合1勝0敗 5回 9奪三振、防御率1.80
【オリックス】山本由伸投手 1試合1勝0敗 8回 10奪三振、防御率0.00

　千葉ロッテの先発は美馬学投手。前回登板した21日の福岡ソフトバンク戦では、7安打2四球と苦しみながらも、9三振を奪うなど5回を1失点にまとめる好投を披露。移籍後初登板・初勝利を挙げた。28日の試合でも巧みな投球で試合を作りたい。打線では藤岡裕大選手に注目。27日の試合では、10回裏に先頭打者として打席に入ると、13球粘った末に四球で出塁し、サヨナラのホームを踏んだ。この試合でも9番から好機を作り、同一カード6連勝に貢献したい。

　対するオリックスは山本由伸投手が先発。前回登板した21日の楽天イーグルス戦で、8回3安打10奪三振無失点の快投を見せ、チームを今季初勝利に導いた。この試合でも変わらない投球でチームの連敗を止めたい。打線では中川圭太選手に注目。27日の試合では、1号先頭打者本塁打を放った。ここまで打率.160と苦しんでいる巧打者の復調に期待したい。

　6月28日、メットライフドームで埼玉西武と福岡ソフトバンクの第6回戦が13時から行われる。27日は、山川穂高選手の2試合連続弾で埼玉西武が逆転勝利。3連勝でカード勝ち越しを決められるか。

【今季対戦成績】
埼玉西武→3勝2敗
福岡ソフトバンク→2勝3敗

【埼玉西武】與座海人投手 1試合0勝1敗 6回 5奪三振、防御率4.50
【福岡ソフトバンク】二保旭投手 1試合0勝1敗 1回 0奪三振、防御率27.00

　埼玉西武の先発は與座海人投手。プロ初登板となった21日の北海道日本ハム戦では、2本塁打を浴びたものの6回3失点の力投を見せた。プロ初勝利を記録し、チームの3連勝に貢献したい。埼玉西武打線の注目は源田壮亮選手。27日にはマルチ安打を記録し、復調の兆しが見える。攻守で與座投手を援護したい。

　対する福岡ソフトバンクは二保旭投手が先発のマウンドに上がる。前回登板の千葉ロッテ戦では2回表に頭部死球を与え、危険球退場となってしまった。気持ちを切り替えて今季初白星をあげたいところだ。打線では、好調の栗原陵矢選手に期待したい。26日には3安打2打点の活躍を見せると、27日には1号2ランが飛び出した。勢いに乗り、チームを勝利に導きたい。

　6月28日、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと北海道日本ハムの第6回戦が13時から行われる。27日の試合は、19安打18得点の猛攻を見せた楽天が勝利し、カード勝ち越しを決めた。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→4勝1敗
北海道日本ハム→1勝4敗

【楽天イーグルス】石橋良太投手 1試合0勝1敗 4回 3奪三振、防御率9.00
【北海道日本ハム】杉浦稔大投手 1試合0勝0敗 4回 5奪三振、防御率0.00

　楽天は石橋良太投手が先発する。前回登板した21日のオリックス戦では、4回4失点と振るわなかった。28日は立ち上がりから安定した投球を披露し、試合の流れを作りたいところだ。打線は浅村栄斗選手に期待したい。27日には逆転の3号3ランを含む3安打1本塁打7打点の大活躍。チームをけん引する主砲のバットから目が離せない。

　一方の北海道日本ハムの先発は杉浦稔大投手だ。21日の埼玉西武戦では、4回4安打5四球5奪三振無失点と、失点は許さなかったものの四球が目立ち、勝利投手にはなれなかった。課題を克服して今季初白星をあげたい。杉浦投手を援護したい打線の注目は西川遥輝選手だ。20日から移動日を挟み、7試合連続安打を記録。この試合でもリードオフマンの役割を果たし、チームに勝利を呼び込みたい。

　ロッテ浦和球場では、埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。27日の試合は、一発攻勢で得点を重ねた埼玉西武が4対3で勝利した。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝1敗
千葉ロッテ→1勝1敗

　埼玉西武では山田遥楓選手に注目。27日の試合で2号ソロを含む2安打をマーク、打率も.304と当たっている。獅子の元気印の連日の活躍に期待したい。対する千葉ロッテでは加藤翔平選手が好調。27日に2安打をマークするなど、打率.357の好成績を残している。一軍の外野手は未だ固定できていないだけに、結果を残し続け定位置争いに加わりたい。

　オセアンバファローズスタジアム舞洲では、オリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。27日の同カードでは、オリックスがサヨナラ勝利を収めた。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝1敗
広島→1勝1敗

　オリックスでは西浦颯大選手が打撃好調。27日の試合に「1番・左翼」で先発出場すると、最終回にサヨナラの皮切りとなる安打を放った。打率.308と当たっている打撃を崩さず、一軍昇格を狙う。

　タマホームスタジアム筑後では、福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦、第2回戦が行われる。27日に予定されていた同カードは雨天により試合前中止となった。福岡ソフトバンクでは、中村晃選手が打率.500と絶好調。このままファーム公式戦で結果を残し続け、良い状態で一軍に合流したい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝0敗
阪神→0勝1敗

「パ・リーグ インサイト」編集部