6月26日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテとオリックスの第4回戦が18時から行われる。25日の試合では投打がかみあった千葉ロッテが5対0で勝利を収め、連勝を「5」に伸ばしている。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→3勝0敗
オリックス→0勝3敗

【千葉ロッテ】石川歩投手 1試合0勝0敗 6回 7奪三振、防御率0.00
【オリックス】山岡泰輔投手 1試合0勝0敗 7回 5奪三振、防御率1.29

　千葉ロッテの先発は石川歩投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では6イニングを2安打無失点にまとめ、先発の役割を十分に果たした。今試合でも粘り強い投球で白星を手にしたい。打線では中村奨吾選手の活躍に期待したい。25日の試合では初回の満塁弾を含む3安打4打点の好調ぶりを発揮しており、この状態をキープし続けられるか、期待がかかる。

　対するオリックスは山岡泰輔投手が先発登板。前回登板の楽天戦では7回5安打1失点と、白星こそつかなかったものの、エースらしい安定した投球を見せた。今試合でも切れ味抜群の変化球を駆使して千葉ロッテ打線を翻弄したい。打線の注目は若月健矢選手。完封負けを喫した前試合ではチーム唯一のマルチ安打を記録した。自らのバットでチームの連敗をなんとかストップしたい。

　6月26日、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと北海道日本ハムの第4回戦が18時から行われる。25日の試合は北海道日本ハムが「打」で圧倒し、連敗を止めた。

【今季対戦成績】
楽天→2勝1敗　北海道日本ハム→1勝2敗

【楽天イーグルス】則本昂大投手 1試合1勝0敗 7回 3奪三振、防御率1.29
【北海道日本ハム】有原航平投手 1試合0勝1敗 6回 7奪三振、防御率4.50

　楽天は則本昂大投手が先発マウンドに上がる。前回登板の19日オリックス戦では7回1安打無失点とエースとして圧巻の投球を見せ、今季1勝目を手に入れた。今試合も力強い直球を軸にして、2勝目をつかみ取りたい。打線は茂木栄五郎選手の活躍がカギを握るだろう。今季から主将に就任した茂木選手は1番打者として打線をけん引し続け、25日の試合では猛打賞をマーク。また軽快な守備でチームを救う場面も多く、攻守にわたる活躍が期待される。

　対する北海道日本ハムの先発は有原航平投手。前回登板の埼玉西武戦では6回4安打3失点で敗戦投手となっている。今試合では安定した投球で今季初白星を手に入れたい。打線では野村佑希選手に注目。今季2年目の野村選手は、25日の試合でプロ初安打を含む3安打3打点の活躍を見せた。チームにフレッシュな風を吹かせ、勝利を引き寄せられるか。

　6月26日、メットライフドームで埼玉西武と福は岡ソフトバンクの第4回戦が18時から行われる。25日の試合は、投打がかみあった福岡ソフトバンクが4対2で勝利した。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝2敗
福岡ソフトバンク→2勝1敗

【埼玉西武】ニール投手 1試合1勝0敗 6回 2奪三振、防御率0.00
【福岡ソフトバンク】東浜巨投手 1試合0勝0敗 5回 5奪三振、防御率0.00

　埼玉西武の先発はニール投手だ。前回登板は6回1安打無失点と好投を見せ、昨季から12連勝中。今季も安定した投球で、試合を作りたい。対する福岡ソフトバンクは東浜巨投手が先発のマウンドに上がる。19日の登板では自身初の開幕投手の役目を果たし、勝ちはつかなかったものの、チームをサヨナラ勝利へつなげた。まずは今季1つめの白星を獲りたい。

　埼玉西武打線は中村剛也選手に注目だ。25日の試合では適時打を打ち、打率.333と調子を上げてきている。ベテランの今季第1号に期待したい。東浜投手を援護したい福岡ソフトバンクはバレンティン選手に注目。25日の試合では2打席連続本塁打を記録した。この勢いを保ち、チームを勝利に導きたい。

　ロッテ浦和球場では、埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第1回戦が行われる。埼玉西武はここまで2勝3敗、千葉ロッテは1勝1敗の成績を残している。

【昨季対戦成績】
埼玉西武→7勝11敗1分
千葉ロッテ→11勝7敗1分

　埼玉西武では戸川大輔選手に注目。25日の横浜DeNA戦では、9回表2死1塁から代打で出場すると、適時二塁打を放って起用に応えた。対する千葉ロッテは藤原恭大選手がここまでの2試合で9打数4安打1本塁打3打点、打率.444と当たっている。両軍期待の左打者の打席は要チェックだ。

【昨季対戦成績】
オリックス→10勝16敗1分　
広島→10勝16敗1分

　オセアンバファローズスタジアム舞洲では、オリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第1回戦が行われる。24日の阪神戦では打線が振るわなかったオリックスだったが、代打から途中出場の稲富宏樹選手が3打数2安打と気を吐いた。捕手というポジションゆえに出番は限られているが、そのなかで結果を残していきたい。

【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→14勝15敗2分
阪神→15勝14敗2分

　タマスタ筑後では、福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦、第1回戦が行われる。福岡ソフトバンク打線で注目したいのは川瀬晃選手だ。ここまで5試合全てにスタメン出場している川瀬選手だったが、打撃は振るわず。24日の中日戦ではじめてマルチ安打を記録した。これから状態を上げていけるか。

「パ・リーグ インサイト」編集部