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洗面器に顔をつけられなかった少女の物語

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『泳げないからボートレーサーになれない…』。こんな話をしばしば聞く。水上の競技ゆえの思い込みだろう。実際は違う。プロレーサーの中にも『カナヅチ』だった者は結構いる。
そんなケースの代表が122期、大阪支部26歳の計盛光(かずもり・ひかる)だ【写真】。それも『日本代表』である。

「小学校低学年の頃は、洗面器に顔をつけられないほど、水が怖くてしかたなかったです。それを心配した親が、あえて水に触れるようにとアーティスティックスイミング=シンクロナイズドスイミング=に導いてくれました」と語る淑やかな女性だ。

「はじめてみると、なんだか楽しくて夢中になったというのが実情。勝とうとか目立とうという気持ちはまったくありませんでした」という計盛。「できないことはできるまでやろう!」という父の薫陶もあり、練習に明け暮れた。
その結果が『アーティスティックスイミング日本代表』の座である。高校3年生の時だった。
「代表10人の中で私が一番年下でした。身長160cm〜170cmが中心のメンバーに入ると、157cmの私はとっても小柄で…。タイミングだけでなく、高さや演技の大きさをも連動させるため、人一倍がんばらないといけない状況に置かれていました。できるまでやるという教えに戻るんですね。私の財産だと思います」と振り返る。

そんな計盛がボートレーサーの道を目指したのは、大阪体育大学在学中。「努力では越えられない身長の壁」に悩み通した末、転身を決意したのだ。

学生時代、厳しい団体行動を強いられてきたこともあり1年間の養成を乗り越えられというが、「教官から、自分の感情を入れるな。ファンの気持ちやファンの目線で行動しなさい、と指導されたのが忘れられない」という。
ファンの気持ちを自分の気持ちとして競技に臨めという貴重な教えは、そのハートに打ち込まれている。
まだまだ勝率も稼げていないが、しかし1着を取れるようになった計盛光はあさって10日からの丸亀に参戦する。
洗面器に顔さえつけられなかった少女は、ボートレースファンのハートとシンクロしようとしている。

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