ロッテ種市 今年の目標は規定投球回数到達と防御率2点台。外出自粛時は読書で自分磨き

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【力投する種市】

プロ4年目の種市篤暉です。投手をしています。チームでの強化練習が5月18日から再開され6月2日からは練習試合が再開されました。それまでの期間は浦和にある寮で一日を過ごすことが多くトレーニングの時間以外は読書をする時間がこれまでと比べて非常に増えました。

 一日3時間以上は本を読んでいたと思います。ほぼ一日一冊ペース。この期間に15冊ぐらいは読みました。基本的には栄養学、サプリメント、呼吸法、疲れない体を作る方法など野球にプラスになるものを選んだつもりです。

 その他にチャレンジしたのは自己啓発やビジネス書です。中でも忘れられないのは「ムダとり時間術」(井上裕之著、ビジネス社出版)という本。時間の使い方の大切さを知りましたし、こういう時だからこそ時間を大切に生きていきたいなあと思いました。この本を読んでから時間の使い方が変わりました。とても面白かったです。またもう一つ、深く心に残ったのは「7つの習慣 最優先事項」(スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版)です。これは読み応えがありました。時間の使い方の部分は『ムダとり時間術』と共通するものがありますが、人生観にも通じるものがありました。ただ読み終わるまでにはとても時間が必要でした。同じ寮生で読書家として知られる一つ年下の安田尚憲内野手とは読み終わった本の交換や、感想を述べあったりしています。今までこのような時間はあまりなかったので、自分の中身を磨くという意味ではとても意義深かったのではないかなあと思います。

 そんな中、ようやくプロ野球の開幕が6月19日に決定しました。2020年の目標は規定投球回数到達と防御率2点台です(2019年は防御率3.24)。この目標をクリアすると必然的に自分自身初となる二桁勝利は出来ると思います(これまで最高は2019年の8勝)。勝ち星を追いかけるのではなく、投球回数と防御率を追いかけながら最終的に二桁勝利が出来ればと思っています。まずは自分の中で掲げている目標を達成し、少しでもチームの勝利に貢献できる投手を目指したて頑張りたいと思います。

文 千葉ロッテマリーンズ投手 種市篤暉
構成 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原紀章
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