今井達也が最速150キロ超連発で3回完璧投球! 栗山巧&スパンジェンバーグが適時打

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 5月30日、6イニング制で行われた埼玉西武の紅白戦は投打がかみ合った白組が3対1で勝利を収めた。

 白組は初回、2死から3番・外崎修汰選手が紅組の先発・松本航投手に対して二塁打で出塁すると、続く4番・山川穂高選手は四球でこれに続く。すると5番・栗山巧選手が放った打球は三塁線を破り、先制に成功。栗山選手は「何とか先制点が欲しい場面だったので、ランナーを返せて良かったです。しっかり勝利に貢献できるよう頑張りたいです」と振り返った。

 初回から援護を受けた白組の先発・今井達也投手は、最速153km/hをマークするなど安定した投球で3回を無安打無四球に抑えてマウンドを降りた。

 リードする白組は4回裏、紅組の2番手・武隈祥太投手に対し7番・水口大地選手が四球で出塁すると、続く8番・鈴木将平選手、9番・熊代聖人選手、1番・スパンジェンバーグ選手の3連打で2点を追加。

 5回までわずか1安打に抑え込まれている紅組は最終6回表、先頭の山野辺翔選手が白組の2番手・與座海人投手から二塁打を放つと、ゴロの間に進塁。四球を挟み1死1、3塁とすると、1番・金子侑司選手の手堅い犠飛で1点を返す。しかし後続が続くことができず。最終6回裏の白組も3者凡退に倒れて試合終了。3対1で白組が勝利した。紅組はわずか2安打に終わり、本塁が遠い展開となった。

 3回を完璧に抑えた今井達也投手は登板後「フォアボールを簡単に出さなかったところは良かったと思います。今日の結果には満足せず、もっといい球を投げられるように開幕に向けてやっていきたいです」と自己評価した。対して、3回5安打1失点で降板した松本航投手は「ボールが先行して有利なカウントで勝負できませんでした。いいところもありましたが、悪いところの方が多く出てしまった登板でした」と反省を述べた。

文・後藤万結子
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