<国内男子ゴルフ>今週は「全英への道」
【今週は、ゆかりの選手たちがそれぞれの「全英への道」を語ります©JGTO】
同大会が、世界最古のメジャー戦「全英オープン」の日本予選を兼ねるようになったのは、1993年大会からだ。
その後、2004年から世界5大陸でも国際予選が行われるようになったが「全英オープン」を主催する全英ゴルフ協会「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ(R&A)」が、世界中に門戸を開くずっと以前から、「ミズノオープン」では実に多くの日本ツアー選手を”聖地”に送り続けてきたことになる。
【©JGTOimages】
鍵のついたガラスケースで厳重な管理のもと、会場の1番ティに飾られる。
「ミズノオープン」を通じて、地元の子どもたちにも聖地を存分に味わってもらう取り組みも 【©JGTO】
”聖地”を目指す選手たちの思いを高める瞬間である。
2018年のミズノオープンで、出場権を獲得した選手たち。 【©JGTOimages】
世界ゴルフの総本山とも言われるR&Aも、スコットランドの名門「センドアンドリュース」に本部があることから、その名をゆるぎないものにしている。
「全英オープン」は世界に4つあるうち、1860年に創設されたもっとも古いメジャートーナメントであり、世界中のゴルファー憧れ。
ミズノ株式会社が主催する「ミズノオープン」は長きにわたり、その出場予選会として開かれ、日本ツアー選手にその道筋を示されてきた。
多大なる功績は、いまさら言うまでもない。
昨年の「ミズノオープン」覇者の池田勇太。2015年の全英オープンはセントアンドリュースにて 【©JGTOimages】
1978年と79年には青木功が2年連続の7位に入り、1982年に倉本昌弘が4位で初のトップ5入りを果たした。
1986年には、中嶋常幸が8位につけた。
21世紀では、2002年の丸山茂樹と2006年の谷原秀人の5位が最高位。
また、2013年には松山英樹が6位と大健闘するなど、それゆえ日本勢にもっと近しいメジャーとも言われる。
もっともメジャーに近い日本勢といわれる松山英樹は2013年に6位に入った 【©JGTO】
今年も日本ツアー初戦からの獲得賞金で競われるはずだった”日本予選ランキング”と共に、「ミズノオープン」の上位4人が選出される”日本予選”も同様にストップ。
試合のない週に改めて大会と、”聖地”に思いを馳せる。
今週は、特に「ミズノオープン」にゆかりの深いプロたちがそれぞれの「全英の道」を語るシリーズを掲載します。
お楽しみに。
昨年大会は、池田勇太が8000ヤード超のモンスターコースを制してV20 【©JGTOimages】
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