中内田厩舎×川田騎手の組合せを分析する
【2017/12/17 阪神11R 朝日杯FS(G1) 1着 1番 ダノンプレミアム】
中内田充正厩舎の騎手別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)
■表1 【中内田充正厩舎の騎手別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)】
それでも単勝回収率83%、複勝回収率87%に止まっているのは人気の高さに起因する。ブランド力の高さが競馬ファンの中に広く浸透していることを示す数字だ。川田騎手に続く25勝をあげているのが藤岡佑介騎手。その他の騎手は一桁勝利に止まっている。
中内田厩舎×川田騎手のクラス別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)
■表2 【中内田厩舎×川田騎手のクラス別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)】
重賞でのべ14勝と多くの勝ち星をあげているが、G1では17年朝日杯FSにおけるダノンプレミアムの1勝のみに終わっている。G1出走17回中1番人気に推されたのは7回あったが、意外にも【1.1.1.4】の成績だった。ただ、今後も活躍馬が出てくるのは間違いなく、G1での勝ち星は増えてくるだろう。
中内田厩舎×川田騎手の人気別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)
■表3 【中内田厩舎×川田騎手の人気別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)】
ダートでは全20勝中17勝を1番人気が占めている。連対率63.9%・複勝率75.0%は芝の1番人気よりも高い。単勝回収率・複勝回収率とも100%に近い高い数字を残している。
中内田厩舎×川田騎手 前走からの間隔別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)
■表4 【中内田厩舎×川田騎手 前走からの間隔別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)】
また、中3週の馬は複勝率72.7%と高く、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を大きく超えている。重賞では昨年のミッキーチャームが中山牝馬S(14着)から中3週で阪神牝馬Sを勝利している。対して、中1週では勝ち星がなかった。
中内田厩舎×川田騎手の前走人気別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)
■表5 【中内田厩舎×川田騎手の前走人気別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)】
同コンビにおけるディープインパクト産駒の年齢別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)
■表6 【同コンビにおけるディープインパクト産駒の年齢別成績(2017年〜2020年4月12日終了時点)】
同産駒では2歳馬で11勝をあげ、勝率64.7%と非常に高い。複勝率も82.4%と優秀で、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。対して、3歳では7勝と勝ち星が減り、勝率・連対率・複勝率いずれも下がっている。なお、4歳になると率が上がっているが、ダノンプレミアムやミッキーチャームら元々活躍していた馬の好走が大きい。
同コンビにおける前走からの距離増減別成績(2017年〜2020年4月12日終了)
■表7 【同コンビにおける前走からの距離増減別成績(2017年〜2020年4月12日終了)】
複勝率では前走と同距離の馬が61.6%でトップ。なお、距離延長組は他の組に比べて率で劣っている。
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。
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