宮里藍が日本人初のロレックス ランキング1位

チーム・協会

【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は今年、創立53年目を迎えました。これまでの歴史の側面をご紹介します。とりわけ、2010年代は世界の女子ゴルフ界で大きな変化が巻き起こりました。過去10年間を振り返ります。

 米ツアーで開幕2連勝、第5戦でも優勝していた宮里藍が6月20日、米国ニュージャージー州のドルチェ・シービュー・リゾート ベイコースで行われたショップライト・クラシックで、米本土初Vを果たした。翌21日付けのロレックス ランキングで日本人初の1位に輝く。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、ロレーナ・オチョア(メキシコ)、申ジエ(韓国)に次ぐ、4代目の世界一になり、断続的に通算11週1位に就いた。

 8月にはセーフウェー・クラシックで勝利し、1987年に岡本綾子が記録した4勝を上回る、米ツアー日本人最多のシーズン5勝を挙げた。同時点では、米ツアー賞金ランキングでも1位。「トップの苦しさ、難しさ、その地位をキープする時間が長くなればなるほど、辛いこともわかった。自分の予定より少し早かったですね」と振り返り、「それを経験できたのは大きい。この経験を生かすのは自分次第。米国に行って5年目という節目に開幕2連勝から始まって、年間5勝を積み重ねられたことをうれしく思っています。終盤の試合で自分らしくプレーできなかった悔しさは少しあるけど、充実感が大きい」と、シーズン終了後に語っている。

 JLPGAツアーでは、アンソンジュが衝撃の日本ツアーデビューを果たした。初出場のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでツアー初V。通算4勝をあげて賞金女王を獲得する。韓国人選手として初のタイトル奪取。外国人選手として涂阿玉以来、19年ぶりの快挙となった。
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