ロッテ二木康太の7年目に賭ける想い。エースナンバーを背負い優勝を牽引する

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【強い意気込みで投げる二木康太投手】

 プロ7年目の二木康太です。昨年、背番号が「64」から「18」になりました。勝ち星が最高で昨年の7勝。まだ二桁勝利をしたことがない自分が世間一般的にエースナンバーと言われているような番号をいただけたことを素直に嬉しく思っています。

 背番号に関しては元々、この番号を付けていた涌井秀章選手が楽天イーグルスに移籍したことを受けて自分から球団にお願いをしました。背番号で野球をやるわけではないのですが、なかなかいい成績を残すことが出来ない状態が続いていたので心機一転、ガラリと変わる年にしたいという想いがあり背番号の変更を希望しました。ずっと10番台の背番号に憧れがあったので、球団から了承をいただき本当にうれしかったです。頂けたからには、なにがなんでもやってやる、球団の期待に応えたいという気持ちで一杯です。先発完投が出来るような長いイニングを投げる投手、負けない投手になりたいと思っています。

 涌井さんにも電話でその旨を伝えました。とても驚いていました。そして今シーズン、涌井さんと投げ合える日が来ることを楽しみにしています。もちろん打者と対戦するのであって涌井さんと勝負するわけではないのですが強く意識をすると思います。絶対に先にマウンドを降りたくないです。勝ちたいです。

 昨年は先発をして敗戦投手となった9月24日の西武ライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で目の前で胴上げを見ることになりました。胴上げを目にするのは初めての事で本当に悔しかったです。そして羨ましかったです。一生忘れることのない試合となりました。ただ目の前で優勝を見て、なにか優勝というものが現実のものと考えられるようになりました。自分たちもあんな風に喜びたいと思いました。

 ここまでは体力強化をテーマに掲げて練習を行いました。毎年、夏場にバテる傾向を打破するため走る量を増やしました。そして映像による動体解析を行いながらフォームを見つめ直し、球速アップに挑戦しています。調整法や練習法を変え、大きく変える一年にしたいと思います。最後にみんなで井口資仁監督を胴上げします。

文 千葉ロッテマリーンズ投手 二木康太
構成 千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章


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