西村凌が3安打1打点の活躍。リリーフ陣も好投したオリックスが楽天に勝利

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 3月21日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天とオリックスの練習試合は、9対4でオリックスが勝利。打線が9安打で9点を挙げ、6回以降はリリーフ陣が無失点リレーでつないだ。

 楽天・松井裕樹投手、オリックス・漆原大晟投手の先発で始まった試合は初回から動きを見せた。

 オリックスは初回、中川圭太選手の二塁打などで1死3塁から、吉田正尚選手が犠飛を放ち先制。しかし楽天は直後の1回裏、1番・辰己涼介選手の安打と2四球で満塁とし、2つの内野ゴロと藤田一也選手の適時打で3点を挙げた。

 2点を追うオリックスは負けじと反撃。2回表、西村凌選手の二塁打と2四球で満塁の好機を作り、1番・宜保翔選手の2点適時打で3対3の同点に追い付いた。

 均衡を破ったのはオリックス。5回表、代わった2番手・寺岡寛治投手から、中川選手が勝ち越しのソロホームランを放つと、2死1,3塁から西村選手が適時二塁打。なおも満塁と好機を広げると、安達了一選手の押し出し四球でこの回3得点。5回裏に小郷裕哉選手のソロホームランで1点を返されたが、6対4のオリックス2点リードで試合は後半へ。

 オリックスは6回から継投へ。6回裏から2イニングを山田修義投手が無失点でつなぐと、打線が8回表に後藤駿太選手の2点適時三塁打、勝俣翔貴選手の適時打で3点を追加。5点リードの8回裏を小林慶祐投手、9回裏は神戸文也投手が危なげなく抑え、9対4で試合終了。

 勝利したオリックスは、先発の漆原投手が5回4安打4四球4失点と課題の残る内容に。打線では、西村選手が3安打1打点、中川選手が2安打1打点の活躍を見せた。

 敗れた楽天は、先発した松井投手が4回4安打3四球3失点の内容。3番手としてマウンドに上がった則本昂大投手は2回無失点の好投を見せたが、寺岡投手、J.T.シャギワ投手がそれぞれ3失点と崩れた。打線では辰己選手が2安打をマーク、途中出場の小郷選手は本塁打を放った。

  123456789 計
オ 120030030 9
楽 300010000 4

オ 漆原大晟-山田修義-小林慶祐-神戸文也
楽 松井裕樹-寺岡寛治-則本昂大-J.T.シャギワ-ブセニッツ

文・東海林諒平
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